誰も知らない名前を呼んで

花が好きだった。
歌が好きで、星が好きだった。
温かいものが好きだった。優しいものが好きだった。

でも、自分はどうだろう。
身の回りのものは全て、冷たくてよそよそしい。
手の中には、古ぼけた剣が一本あるだけ。

温かさも優しさも感じられない。
自分が欲しいものは何ひとつなくて、代わりにあるのは…



書きながら何度も修正します。ごめんなさい。
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