陰湿悪役令嬢は黒猫の手も借りたい
侍女の叫び声とリンクして思い出したのは、黒猫を助けて道路へ飛び出した『あたし』の最期。それは私、コレット・スノウスタンの前世の記憶だった。それと同時に唯一の心残り、プレイ途中の乙女ゲーム『Love and Melt solitude.』略して『ラブメル』についても思い出した。……ん? この世界、もしかして、その世界じゃない? そして私は第二王子の婚約者であり第一王子の暗殺を企てて処刑される、陰湿な悪役令嬢では? ……神様? 「最後までプレイしたかった」であって「出演したかった」でも「転生したかった」でもないんですけど? 助けた黒猫の手を借りて、そんな未来を全力で回避させていただきます!
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