菓子侍
※本作品は、のちに書かれた『漱石先生たると考』のプロトタイプにあたります
伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。
伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。
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