どうやら私は、四番目の婚約者

「花は散るから、命を燃やして美しく咲き誇る。僕の好きな詩文の一節なんだ」

こんな陳腐な台詞が似合う、美しい顔の男は私の婚約者。
騎士団の副団長で、名前はランディス・グレイ。
金髪碧眼の高身長で、おまけに声も渋い。
何処だか伯爵の息子だ。

世間の噂では、“悲恋の王子様(プリンス)” らしい。
身分的にも王子様(プリンス)って、可笑しいだろうに。


そんな彼の4番目の婚約者となった、平民のメルト・サキラーバ。


彼と婚約した令嬢は、みんな1年以内に死んでいると言う。
ちょっと、縁起悪いんですけど、まったくもう。

(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
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