アサイラムの魔女~せっかく異世界転生できたのに、家ガチャで爆死するなんて~
精霊の愛し子はあまねく精霊に愛された特別な子供。次代の妖精王を育む命の揺り篭。
妖精王の御霊を宿したアスラウグの魂は無知蒙昧な同族とお節介な精霊たちの残酷な振る舞いによって黒く濁り果て、無残にひび割れて。アスラウグの死後この世に生まれ出るとされていた妖精王は、自らの揺り篭として百年の幸福を約束されていた「母」を取り返しのつかないほど深く傷付けた「世界」を憎む、アスラウグただ一人の護り手として世に這い出した。
そうして、因果は逆転する。
「妖精王の誕生」によって「揺り篭の死」がもたらされ、「母」の幸福を願う妖精王と、揺り篭の乙女に約束された「百年の幸福」が果たされることを望む「世界」の思惑が一致したことで、一柱の世界樹によって支えられているナーサリーヘイムは破壊的な滅びを免れた。
アスラウグの嘆きを置き去りにして。
※闇に棲みつくありうべからざるもの系人外(妖精王のなり損ない)に粘着()された恋愛シミュレーションRPGのラスボス成り代わり女が、そのうち滅びそうな世界でわりと愉しく生きている日常系ライトファンタジー
※物語のハッピーエンド=我が身の破滅シナリオ回避を目指す原作知識有りの悪役令嬢ものを書こうとしてこうなった
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