隣の芝生は青いのか
王子が妻を迎える日、ある貴婦人が花嫁を見て、絶望した。
「どうして、なんのために」
「子供は無知だから気付いていないなんて思い上がりですよ」
絶望する貴婦人に義息子が冷たく囁いた。
「自由な選択の権利を与えたいなら、公爵令嬢として迎えいれなければよかった。妹はずっと正当な待遇を望んでいた。自分の傍で育てたかった?復讐をしたかった?」
「なんで、どうして」
手に入らないものに憧れた貴婦人が仕掛けたパンドラの箱。
パンドラの箱として育てられた公爵令嬢の物語。
「どうして、なんのために」
「子供は無知だから気付いていないなんて思い上がりですよ」
絶望する貴婦人に義息子が冷たく囁いた。
「自由な選択の権利を与えたいなら、公爵令嬢として迎えいれなければよかった。妹はずっと正当な待遇を望んでいた。自分の傍で育てたかった?復讐をしたかった?」
「なんで、どうして」
手に入らないものに憧れた貴婦人が仕掛けたパンドラの箱。
パンドラの箱として育てられた公爵令嬢の物語。
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シラーの周りは義兄以外はまともな人がいなかったのが、かわいそうすぎます。
王子は、自分の言いなりの駒がほしいだけ。それを隠しもしないくせに、賢いシラーに愛を与えることなく、何故自分が選ばれると思ったのか。この人が1番愚かだと思う。
ルピナスも賢いから、王子妃教育受けてるうちに、シラーのほうが平民と気づいたのでは?ルピナスは本来なら正統な公女だったのに…すり替わることで自分の場所を取り戻したけど、王子もルピナスも、お互いシラーを失ったよね。シラーからしたら、ふたりともひどいけど、ふたりからしたら大切な相手ではあった訳で…。愛は生まれなくても(王子、寵妃がすでに居そうだし)今後も皮肉のやり合いしていくんだろうなぁ。
1番悪いのは家の中の侍女に手を出した、公爵だと思う。おかげで歪みがひどくなってますよ、娘ふたりが犠牲になってますよ。
たとえ恋が実らなくても、公爵がそんなことをしなければ、公爵夫人は自分の子(正統な公女)を平民に落として甘やかすだけの毒親にはならなかったはず。その上、王家の簒奪になることをしたわけで…。国王も迂闊だと思う。表向き平民のルピナスの公女扱いを許したことで、他国にバレとるやん。この国は平和に見えてるけど、呑気なだけだと思うなぁ。
シラーはサムの愛を利用してるけど、いつか本当にサムと向き合ってほしいなぁ。
短編ですが、読み応えありました。ありがとうございました。
1点、気になることが…義兄の名前が、ペレスのときと、ベルガのときがあります。どっちですかね?
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