山賊令嬢は強欲を愛する
「フランチェスカ・アンブロージオ、君のことはもううんざりだ!」
没落貴族から貴族の名残を買い叩き、新興貴族に売り払う阿漕な商売をしているアンブロージオ家は、社交界からも評判のよろしくない成金一家だ。稼業に難癖付けられないために爵位を買ったというため、その傍若無人さから「山賊令嬢」と揶揄されている。
このことが原因でとうとう婚約まで破談になってしまった。
しかし当のフランチェスカは美しいものをこよなく愛し、人ですら彼女の基準の美しさを持っていたら老若男女問わず愛するという生粋の変人であった。
彼女は見栄や虚飾で塗り固められたものからすら美を見い出し、欲しいものには進んで手を伸ばす。
「私は美しいものが好きなだけさ」
今宵の彼女の買い物は?
*カクヨムにも掲載しております。
没落貴族から貴族の名残を買い叩き、新興貴族に売り払う阿漕な商売をしているアンブロージオ家は、社交界からも評判のよろしくない成金一家だ。稼業に難癖付けられないために爵位を買ったというため、その傍若無人さから「山賊令嬢」と揶揄されている。
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