嵐のあとで
ずっと続くと思っていた。終わる日が来るなんて、考えもしなかった。
あの頃、五人でいることが普通だった。
10代から一緒だった五人。
三十代になった今、小さな劇団の終わりとともに、それぞれの人生が動き出す。
ずっと続くと思っていた時間の、そのあとを描く群像劇。
あの頃、五人でいることが普通だった。
10代から一緒だった五人。
三十代になった今、小さな劇団の終わりとともに、それぞれの人生が動き出す。
ずっと続くと思っていた時間の、そのあとを描く群像劇。
あなたにおすすめの小説
後悔などありません。あなたのことは愛していないので。
「お前とは婚約破棄する」
婚約者の突然の宣言に、レイラは言葉を失った。
理由は見知らぬ女ジェシカへのいじめ。
証拠と称される手紙も差し出されたが、筆跡は明らかに自分のものではない。
初対面の相手に嫉妬して傷つけただなど、理不尽にもほどがある。
だが、トールは疑いを信じ込み、ジェシカと共にレイラを糾弾する。
静かに溜息をついたレイラは、彼の目を見据えて言った。
「私、あなたのことなんて全然好きじゃないの」
貴方で良かった
「俺には愛する人がいる。申し訳ないが、君を愛することは出来ない」
結婚式を終えた夜、アレクシス・コートネイ公爵令息は妻のユーフェミアへそう告げた。彼は幼馴染の恋人エミリーだけを愛すると誓っており、妻に白い結婚を強要する。
しかし夫へ従順に従い公爵家のため真摯に働くユーフェミアに、アレクシスの心は揺れ始め――?
設定はゆるふわです。
※ 他サイトにも投稿しています。
甘い笑顔はもういらない
ティエルの婚約者オスクルムは今日も美しい男爵令嬢にだけ甘い笑顔を見せる。愛する彼の裏切りを知ったティエルは彼への愛を捨てた。
一方、オスクルムはたくさんのモノを失いつつも、男爵令嬢の甘くとろける笑顔を求め続ける。
*人が死ぬ描写があります。大人向けなダークな内容です、苦手な方はご注意ください。
豊穣の巫女と断罪劇
五十年に一度生まれる「豊穣の巫女」——それが、リスティア・メルティスの隠された真実だった。
巫女の幸せの感情を糧に輝く神器「聖環の宝玉」は、豊穣の恩恵を与えている。
しかし巫女は十七歳になるまで、その身分を明かすことも、生まれた土地を離れることも許されない。
リスティアは十七年間、誰にも言えない秘密を胸に抱えたまま、ただ清らかに生きてきた。
十七歳になった年の卒業パーティの夜。
今夜こそすべてが明かされる——そう信じていたリスティアを待っていたのは、祝福ではなく断罪だった。
婚約者のボルガンは冤罪を突きつけ、公衆の面前で婚約破棄を宣言する。
親友のミルーシェは裏切りの笑顔を向け、隣に並んだ。誰も助けない。誰も信じない。
十年間共に過ごした日々は、最初から偽りだったのか。
その絶望の瞬間、遠く王宮では神器が音もなく漆黒に染まっていった——。
やがて明らかになる、事実とは——。
※転載、翻訳禁止です。
※小説になろう、カクヨムにも掲載しています。
婚約者に好きな人ができたらしい
【本編全3話+番外編】
シャノン・ルビーレッド伯爵令嬢は、リュカ・アメジスト侯爵令息と婚約を結んでいた。
ある日、シャノンは、婚約者がニーナ・ペリドット男爵令嬢に懸想しているという噂を耳にする。
シャノンは断罪を回避するため、リュカとの婚約を円満に解消しようとするが――。
※ エブリスタに習作として掲載したものを改稿した作品です。
※ 小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
愛することをやめたら、怒る必要もなくなりました。今さら私を愛する振りなんて、していただかなくても大丈夫です。
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子どもと仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。
【完結】貴方が幼馴染と依存し合っているのでそろそろ婚約破棄をしましょう。
「すまないシャロン、エマの元に行かなくてはならない」
いつだって幼馴染を優先する婚約者。二人の関係は共依存にも近いほど泥沼化しておりそれに毎度振り回されていた公爵令嬢のシャロン。そんな二人の関係を黙ってやり過ごしていたが、ついに堪忍袋の尾が切れて婚約破棄を目論む。
伯爵家の次男坊である彼は爵位を持たない、だから何としても公爵家に婿に来ようとしていたのは分かっていたが……
「流石に付き合い切れないわね、こんな茶番劇」
愛し合う者同士、どうぞ勝手にしてください。
ログインすると感想の投稿ができます。