発展科学の異端者 学生編

 世界は、科学の発展した新科学時代。ある時科学者たちは、見つけてはいけない神秘の産物を発見する。それは、この世界と他の世界をつなぐものだった。研究者はこれを応用すれば、様々なことができると考え、研究に取り組む。だがそれが世界に悲劇を齎すこととなる。

 この世界の生物ではない、化け物(モンスター)がこの世界に現れるようになる。その結果、何か国かは滅びる道を進んだ。だが人類は、驚くべきスピードで対抗手段を見つける。それは『科学武装』と呼ばれるものだった。それは、科学魔法と呼ばれるものと科学武装と呼ばれるものだった。

 まず科学魔法は、科学的根に基づき、火・水・雷・土・風を発動できるものだ。そのためには、かなりの練習と適性が必要である。逆に科学武装は、適正よりも、鍛錬の方が大事である。人にあった武器を練習する必要があり、それを習得できたものは、魔物狩りが許される。その姿を皆は『科学武装師』と呼ぶ。

 これは新科学時代の、ルーア国に生まれた天災科学武装師候補生、城ケ崎(じょうがさき)零(れい)の物語。(一部三上彩花で物語が進む場合もあります。)

 『発展科学の異端者』の城ケ崎零が学生だった時のお話です。本編では語る予定のない、学生編をここで書こうかなと考えています。興味を持っていただいた方は、『発展科学の異端者』も読んでいただけるともっと、面白くなると思います。

 更新予定は、月曜日と水曜日(不定期)、金曜日の18時を予定しています。
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