本当に妹のことを愛しているなら、落ちぶれた彼女に寄り添うべきなのではありませんか?
しかしある日突然、彼女は婚約者から婚約破棄を告げられる。彼はアレシアの妹と関係を持っており、そちらと婚約しようとしていたのだ。
そのことについて妹を問い詰めると、彼女は伝えてきた。アレシアのことをずっと疎んでおり、婚約者も伯爵家も手に入れようとしていることを。
このまま自分が伯爵家を手に入れる。彼女はそう言いながら、アレシアのことを嘲笑っていた。
しかしながら、彼女達の父親はそれを許さなかった。
妹には伯爵家を背負う資質がないとして、断固として認めなかったのである。
それに反発した妹は、伯爵家から追放されることにになった。
それから間もなくして、元婚約者がアレシアを訪ねてきた。
彼は追放されて落ちぶれた妹のことを心配しており、支援して欲しいと申し出てきたのだ。
だが、アレシアは知っていた。彼も家で立場がなくなり、追い詰められているということを。
そもそも彼は妹にコンタクトすら取っていない。そのことに呆れながら、アレシアは彼を追い返すのであった。
イネリアがこんな醜悪な人間になったのは両親のせいでもあるのだから、監視だけじゃなくて一人で生きていけるように導く義務があるのでは?
・期間限定で生活の仕方を指導する人を付ける
・働き口を見つけて強制的に労働させる
・生活が落ち着くまで毎月最低限の資金援助をする
妹の年齢は分からないけど、婚約者がいないと言うことは未成年なはず。ならば、これくらいはしてあげるべき。
結果、改善されないなら見捨てればいい。
お金渡して放逐。でも監視はしてます!って偉そうに言われても…。対応が中途半端で無責任なダメ親父だなとしか思えないです。
14話)
イネリアは父母というより「家族の情」に甘えていたのでしょうね。
どんなことをしても、両親は最終的には許してくれると。
アレシアもまた『家族であり姉なのだから』、父が許すと決めたなら従うしかないだろうと。
自分が「許されない一線を越えた」と理解出来ない。
それは親がその"境界線"を教えなかったのも一因かと。
子供は叱られて『どこまでなら許されるか(どこまでしたら叱られるか)』を身につけるから。
イネリアの場合、両親は叱ってたみたいだけど、口頭くらいで処罰(食事抜きや自室軟禁など)はしてなかったんでしょうね。
だから、イネリアが「これくらいなら許される」などと勘違いしてる。
お父さん
境界線を越えた行為には頬を叩くくらいのことをしなくてはダメだよ。
お母さん
夫に従うだけでは子供は見下すよ。
夫が叩かないなら、あなたが代わりに頬を叩かなきゃ。
たしかにイネリアが一番悪い。
だけど、両親もまた子育てに失敗したと言えるだろうね。
だってアレシアは〈まとも〉に育ってるのだから。
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