散々虐げてきた私が初恋の子だったからと今更手の平を返した所で、許せる訳がないではありませんか。
当初は相手の一目惚れか何かでもたらされた婚約だと思われていたが、実情はそうではなかった。
侯爵令息の性格は捻じ曲がっており、自分に絶対に逆らえない立場のミルティアを、虐げるために婚約を結んでいたのだ。
そんな彼によって厳しい生活を送っていたミルティアだったが、彼女はある時騎士のラーバスと出会う。
特別な出自の彼は事情を聞き憤り、そんな彼の提案によりミルティアは婚約者を告発することを決めたのだった。
しかしそんな折、婚約者の侯爵令息の態度が一変した。
どうやらミルティアは彼がずっと思っていた初恋の相手だったらしいのだ。
それ故に、婚約者はミルティアに今までのことを謝罪してきた。
だが、今更謝罪された所で遅かった。
不満が積もりに積もっていたミルティアは、婚約者を告発して追い詰めるのだった。
【妄想劇場】
ラーバス「父上が……国王が義父上を……ローヴァン男爵を宰相補佐に雇いたいと……」
ミルティア「え、なんで?」
ラーバス「ローヴァン男爵家の内情を調べてみたんだが、本当は君が生まれる前に潰れてるはずなんだ。
今日まで保ったのは男爵の手腕によるものだと、陛下と宰相が驚愕していた。
ローヴァン男爵家の負債を王家で受け持つ代わりに、国政でその手腕を奮って欲しいそうだ」
ミルティア「お父様、ナニモノ!?!?」
【妄想劇場】
ミルティア「確か、教会は悪魔の存在を否定してましたよね?」
ラーバス「あぁ、異端審問官を呼ばなくては」
オルドス「ヒィッ!い、いや、僕に悪魔なんて憑いてないぞ!異端審問官は呼ぼなくていいぞ!!」
ミルティア「そうですか、あの所業はオルドス様自身の行動ですね」
ラーバス「あぁ、処刑は確定だな」
オルドス「いやだあぁぁぁ!!!」
オルドスが「あれは事故だったんだ」なんて言うから、てっきり「暴言や暴力中に
女性が抵抗、たまたま机の角に頭を―」みたいな未必の故意だと思ってました。
誘拐に監禁に拷問…、完全に鬼畜連続殺人鬼やんけ!!!事故要素皆無!!!!
まだまだオルドスの屑度を見誤っていたようです。
もうこれ以上被害者がでないのが、せめてもの救いですかね…
……まさかまさか、オルドスの令嬢への鬼畜的所業、「初犯」ではないってこと…?!
国王命で聴取にきた騎士への攻撃し、オルドスはサンドバッグドスに進化したwww
ミルティアへの虐待も充分捕縛要素だけど、これで間違いなく牢屋行き…だよね?
そもそも「すまなかった」も何も、【あの時の少女】じゃなくても
一連の所業は令嬢にしていいことじゃない。
恋愛感情があったとしても、オルドスのしてきたことは百年の恋も冷める。
そんなやつに好かれても、この先何かあって心変わりとか、オルドスの
感情ひとつで暴力と被虐性がふたたび自分に向く可能性大ですよね…?
オルドスに因果応報が下りますように
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