忌み子花嫁は鬼の頭領の溺愛を知る わたしを「殺した」のは、鬼でした
旧題:わたしを「殺した」のは、鬼でした
道間ユキは、鬼や魑魅魍魎を狩る一族の道間家に生まれながら、疎まれた存在だった。
黒を尊ぶ道間家において、赤茶色の髪を持って生まれたユキは、父である道間家の当主から「処分」されるのをただ待つだけの身。
そして、15歳になったユキは、とうとう、処分の日を迎える。
雪深い山の中に薄着で放り出されたユキは、歩いているときに見つけた祠の前で、ただただ死を待っていた。
そのとき。
「道間家の女狐が」
ユキの目の前に現れたのは、鬼の棟梁、暁月千早。
千早は、死に逝くユキの首にそっと手をかけて――
死んだはずのユキは、鬼の暮らす隠れ里で目を覚ます。
ユキを「殺した」鬼、千早は、彼女に向かって告げた。
「お前は、もはや道間ではない。――お前は、鬼だ」
鬼に殺され、鬼となったユキと、鬼の棟梁である千早。
二人の運命は、静かに交差する――
※アルファポリス第8回キャラ文芸大賞にて奨励賞をいただきました(*^_^*)
この作品はアルファポリスから書籍化されています
道間ユキは、鬼や魑魅魍魎を狩る一族の道間家に生まれながら、疎まれた存在だった。
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