魔王陛下の押し掛け女房~姉に押し付けられた縁談ですが、頑張って祖国を再興しようと思います~
「だってよく考えてみて? わたくしは強い日差しにあたるだけで気分が悪くなるほど、繊細で可憐で儚い姫なのよ。あんな野蛮な方と結婚だなんて、とてもじゃないけど無理に決まっているでしょう? その点あなたは、わたくしと違って、粗野でがさつで、まるでお山で暮らすお猿さんみたいじゃないの。山登りだってお得意でしょう? わたくしのかわりに嫁ぐのには当たり前のことだと思わなくて?」
ある日、姉プリシラが自分のところに来た縁談を押し付けに来た。プリシラは昔から妹であるセシリアを不出来だと言って笑う。見た目も中身も。プリシラは高貴で、セシリアはまるで猿のようだと。そんなプリシラは、魔王復活の巻き添えを食って滅びた祖国を再興のするために、魔王の花嫁になるように言われたらしい。けれども「野蛮な」魔王との縁談は高貴な自分には似つかわしくないと姉は言う。セシリアはプリシラのかわりに魔王との縁談を進めようとするが、ーーえ?嫁ぐって、魔王には話を通してないの? え?魔王に会うために自分の足で山を登って会いに行け?
いろいろ思うところはあるけれど、祖国再興を目標に、魔王の押し掛け女房になるためにセシリアは現在魔王国となった祖国に向けて出発するが…。
※中編くらいの長さになる予定です。
ある日、姉プリシラが自分のところに来た縁談を押し付けに来た。プリシラは昔から妹であるセシリアを不出来だと言って笑う。見た目も中身も。プリシラは高貴で、セシリアはまるで猿のようだと。そんなプリシラは、魔王復活の巻き添えを食って滅びた祖国を再興のするために、魔王の花嫁になるように言われたらしい。けれども「野蛮な」魔王との縁談は高貴な自分には似つかわしくないと姉は言う。セシリアはプリシラのかわりに魔王との縁談を進めようとするが、ーーえ?嫁ぐって、魔王には話を通してないの? え?魔王に会うために自分の足で山を登って会いに行け?
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