【第一部完結】やり直し魔女は、三度目の人生を大嫌いだった男と生きる
目が覚めると、三度目の人生がはじまっていた。
十六歳の時代に撒き戻ったわたしは、つい先ほどの記憶を思い出したむしゃくしゃと叫ぶ。
「あー! む~か~つ~く~! 男なんてくそくらえ‼」
わたしは、二度目の人生で夫だった男――エミディオに殺された。厳密に言えば、あいつの企みによって火刑に処された。
わたしを好きだと言ったエミディオは、実際には王女であるわたしの身分がほしかったのだ。病弱な王太子を廃嫡に追い込み、自分が王になるために。
けれどもわたしは、この国で嫌われている「魔女」。
王女だけれど、生まれた時から両親には見向きもされず、五歳の時に離宮に追いやられた。
そんなわたしを妻にしたところで、エミディオが王になれるわけないのに、馬鹿な男だ。だけど、一番馬鹿なのは、エミディオの甘い言葉にころっと騙された自分だけど。
三度目の人生は、絶対にエミディオと結婚しないわ。そして、絶対に殺されない。
そう決意したまではよかったが、どうやらエミディオは、二度目の人生で知った王位を奪う計画以外にも何からくらんでいるようで……。
さらには、わたしの天敵とも言える、大嫌いなクリストバルとの関係にも変化が?
三度目の人生、わたしは無事に生き残れるのか――!?
十六歳の時代に撒き戻ったわたしは、つい先ほどの記憶を思い出したむしゃくしゃと叫ぶ。
「あー! む~か~つ~く~! 男なんてくそくらえ‼」
わたしは、二度目の人生で夫だった男――エミディオに殺された。厳密に言えば、あいつの企みによって火刑に処された。
わたしを好きだと言ったエミディオは、実際には王女であるわたしの身分がほしかったのだ。病弱な王太子を廃嫡に追い込み、自分が王になるために。
けれどもわたしは、この国で嫌われている「魔女」。
王女だけれど、生まれた時から両親には見向きもされず、五歳の時に離宮に追いやられた。
そんなわたしを妻にしたところで、エミディオが王になれるわけないのに、馬鹿な男だ。だけど、一番馬鹿なのは、エミディオの甘い言葉にころっと騙された自分だけど。
三度目の人生は、絶対にエミディオと結婚しないわ。そして、絶対に殺されない。
そう決意したまではよかったが、どうやらエミディオは、二度目の人生で知った王位を奪う計画以外にも何からくらんでいるようで……。
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