幕末の剣士、異世界に往く~最強の剣士は異世界でも最強でした~

幕末。人々は幕府側と倒幕派にわかれ血で血を洗う戦をしていた時代。

そんな時代で有名な猛者といえば新撰組だろう。新撰組とは誠の錦を掲げ京の治安を守っていた隊士達である。

その新撰組で最強と謳われていた美少年剣士【沖田 総司】。記録には一切残されていないが、彼には双子の兄、【沖田 総一朗】という者がいた。

その総一朗は弟の総司とは別の道、倒幕派として暗躍していたのである。そんな兄に引導を渡したのが総司だった。

「兄さん、僕は……っ」
「はっ、お前に討たれんなら仕方ねぇ……。あの世でまってるぜ……総司……」

それから数刻、死んだはずの総一朗はゆっくりと目を開く。

「ここは……はっ、死んだんだよな俺……」

死んだはずの総一朗が目にした世界。そこには見た事もない世界が広がっていた。

 傍らにあった総司の愛刀【菊一文字】を手にした総一朗は新しい世界へと歩みを進めていく──
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