虚構の国のアリス達
「いいの。……きっと有純ちゃんが頑張ってくれるだけで、意味のあることもきっとあるから」
男勝りの少女、有純。幼馴染で片思いの少年の名は、夏騎。
同性の友人のように気安く接してきた二人の関係は、去年四年生のクラスがバラバラになったことで変わってしまった。
四年生時、不登校になってしまった夏騎。五年になって登校してきても、笑顔がほとんどなくなってしまった彼。
去年彼が在籍した四年三組では、自殺者が出てしまっているという。
どうすれば夏騎の笑顔を取り戻せるのか。悩んでいた有純に、友人の夢がある“情報”を持ち込んでくる。
四年三組、そこで一体何があったのか。夏騎を救うため、その謎を解こうと有純は自殺した少年の“遺書と地図”を片手に探索を始めることになる……。
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