宇宙から地球を見下ろしたとき、君はなんというだろう?
僕はV2を作った。世界初のミサイルを。たくさんの人が死んだらしい。
でも、僕にはそれが、ひとを殺す兵器は見えなかった。僕にとってのそれは、宇宙へ行くための船。彼女と約束を叶えるための。曰く。
――わたしと宇宙を目指してみない?
でも、僕にはそれが、ひとを殺す兵器は見えなかった。僕にとってのそれは、宇宙へ行くための船。彼女と約束を叶えるための。曰く。
――わたしと宇宙を目指してみない?
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このサイトに初めてきて、「色んな人が書いてるのをちょっと試しに読んでみるか」と読み始めたら、
ハマって余裕で1時間半読みました。
十歳に満たない少女が天才ということと年齢相応にゴネなどの人間らしさを見せるということの両立が
成っているところが堪りません。
きっと最後まで読み切ります。
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