推しの皇帝夫妻を幸せにしたい悪役令嬢ですが、白竜皇に未来を守護れと命じられました!?
推しの皇帝夫妻を幸せにしたい。
その一心で、私は二十三度も運命を繰り返した。
前世で大人気乙女ゲームをやり込んだ大学生・桜庭結月は、気づけばゲーム世界の悪役令嬢――イザベラ・フォン・ヴァルデンへ転生していた。
しかし、この世界はゲームとは違っていた。
ロスカリア帝国との戦争が辛勝に終わったことで、世界情勢は大きく変化し、本来の攻略ルートだけでは未来を変えられない。
一つでも選択を誤れば、待っているのは皇帝エルンストと未来の皇妃ミアの悲劇――バッドエンド。
そんなイザベラへ、世界を見守る白竜皇オルドは一つの勅命を下す。
「皇帝夫妻の未来を守護れ」
守護者となったイザベラは、仲間であるクララ、エリーゼと共に、ゲームには存在しなかった陰謀へ立ち向かう。
ゲームでは二十三度繰り返した運命の果てに、ついに辿り着いた、誰も犠牲にならない未来。
これは、一人の悪役令嬢が、ただ推しの幸せだけを願い続けた物語。
そして――。
すべてを終えた守護者にもまた、新たな恋が待っていた。
未来は、もう誰にも決められない。
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