打ち切られた俺のラノベ、国民的アイドルに“人生で一番好きな本”と紹介されて大バズりし、アプローチされてしまう
青柳律は売れない小説家である。出版されたラノベは一冊で打ち切られ、ペンネームの「枯れ尾花」ごと世間から忘れられた。
いつしか自分の言葉を信じられず、筆を折りかけていた——国民的アイドル・真昼クレアが、テレビでその本を“人生で一番好き”と語るまでは。
一夜でバズるSNS。驚く律に届いたのは、クレアにサプライズメッセージを送ってほしいという運営からの依頼だった。
半信半疑で送った数行、ステージの上で流れる涙。
その夜、律のもとに一通のDMが届く。
『真昼クレアです』
「いや、なりすましですよね?」
疑う律に、必死に本物だと証明してくる相手。
トップアイドルが何故そこまで俺に?
やり取りを重ねるうち、画面の向こうとの距離は、少しずつ近づいて——そして彼女は、こう切り出した。
『一度、直接お会いできませんか?』
※伸びなければ一章で完結予定
※他サイトでも連載しております
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