隠居生活のためのギルド設立〜気付いたら悪の帝王にされてたんだが〜

 異様な風格(自覚なし)だけを持つ転生者、テス・カイダは考えた。

 ――今世では村でも作って早めに隠居したい、と。

 その資金作りのためにギルドを設立するのだが、

「お名前をうかがっても?」
「テス・カイダだ」
「……で、デス・カイザー様……」
 
「ぎ、ギルド名は……?」
「――『幸せの森』だな」
「し……死合わせの森……!?」
「あぁ、幸せの森。良い響きだろう?」

 風格スキルのデメリットのせいで、知らずのうちに勘違いされてしまう。

 さらに、ギルド加入者も死の奴隷商人、元魔王軍幹部の暗黒騎士、妖しい忍に呪いの姉妹と癖のある者ばかり。
 やることなすこと全てが勘違いされていくなか、自らを慕うメンバー達はテスの偉大さを世に知らしめようと行動し始めて……?

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