【完結(続編)ほかに相手がいるのに】

もえこ

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~智花〜

不在

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私は、下半身を…男に、食べられている…

いや…違う… 
愛されていると、言うべきなのかもしれない…。

「駄目っ… 待って… ん、 やっ …そこっ … ああ…」 

ニットを脱がされ…キャミソールとブラが中途半端に首に引っかかっているような状況で、私は、男の加える刺激に、身悶える…。

「…んー駄目って言われても…ここ…すっげえ、濡れてますけど…本当に今…やめていいんですか…?」

男がそこから…
私の恥ずかしい部分から、ゆっくりと顔を上げ、にやりと笑う姿にゾクリとする…。

「…智花さんの、ここは…少なくとも、やめちゃダメって…涙、流してますよ…とろとろ…だ…」

「ああっ…!やっ…」

    くちゅ… くちゅ …

男が、再びそこに顔を埋めるようにして、細やかな愛撫を加え始める…。

「あっ …あっ  やっ… ん、あ… 」柔らかな髪をつかんで、身を捩る…。

嫌なんかじゃない…  
むしろ…そんなところを丹念に愛してくれることに、悦びすら覚える…。

「…ふ…今更ですけどなんか俺…滅茶苦茶、あなたが可愛く見えてきた…なんで、そんなエロい顔して、俺を見るんですか…?…ああ、もしかして彼氏…元、カレ…こういうこと…してくれなかったんですか…?」

再び、下から見つめられる…。
私の脚の間から、不思議そうにこちらをのぞく、男の顔…
このシチュエーションだけで、頭がおかしくなりそうだ…。

でも、男の言ったことに、ドキリとした自分がいる…
修哉さんは、今まで、こんなことを… 

駄目…そんなことを今、考えても仕方がない…。

私は慌てて、反論の言葉を述べようと男の方を見下ろす…。  
 
「そんなこと、あなたに関係ない…なっ …何、言って… 」 

          ズブ … 

「ああっ… やっ…!」

いきなり、彼の指が…私の中に… 奥深くまで挿入されて、思わずのけ反る…。

「…ははっ…楽しいったら、ないわ…挿れた時の智花さんの反応、控えめに言って、最高…エロ…」

ぐぶぐぶと… 
何度も、指を激しく抜き差しされて、身体が震える…。

「あっ …ああっ… や、…ん … や、めて…」指が、内壁をする感触がたまらない…。

「じゃ、…やめよっかな… 」男が、甘く囁いた瞬間…

「あっ … !?」ぐちゅんと、恥ずかしい水音を立てて…男の指が抜き去られる…。

「… あ …ぁ… 」突然の指の不在に、身体が小さく震える… なんで…

「…何…その、物欲しそうな顔…はあ~身体のラインも、エロ過ぎ…マジで、元カレの行動、意味不明…俺なら、ほっとかない…」

「…三橋、くん… も、う… 」

この男は…どこまで、私を辱めれば気が済むんだろう…。

わざと、焦らしているのか… 

私のそこはもう…ビクビクと震え…男の逞しいものを、確実に欲していた…
きっと、わかっているはずなのに… 

    男は私を、さらに焦らしにかかる…。














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