私を嫌っているはずの婚約者が、婚約破棄を許してくれない~妹を愛しすぎた五人の兄~
辺境伯令嬢エミリアには、生まれる前から決められていた婚約者がいた。
学園に入学し、六歳年上の婚約者ラファエルに会える日を楽しみにしていたエミリアだったが、初対面の直前に聞こえてきたのは――
「婚約者なんて俺にはもう要らない!」
という冷たい言葉。
自分は嫌われているのだと思い込んだエミリアは婚約破棄を決意する。
ところが、なぜかラファエル本人も母親たちも婚約破棄を認めてくれない。
さらに学園では優しい上級生ユーリから好意を寄せられ、婚約破棄のために新しい婚約者候補まで現れて――?
実はラファエルが婚約者を拒絶した理由には、とんでもない誤解が隠されていた。
会えなかった婚約者同士のすれ違いから始まる、勘違いだらけのじれじれラブコメディ!
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