【完結】私の髪を切った継母が、父を殺して消えました~“灰かぶりの少女”と“鼠”の新聞記者は、悪しき継母の過去を追う~
伯爵令嬢エラ・シモンズは、継母クロエに虐げられて育った。
長い金髪を切られ、屋根裏部屋へ押し込まれたエラは社交から遠ざけられ、使用人のように家事を仕込まれる日々を過ごす。
そんな十五歳のある日、父が殺され、クロエは姿を消した。
没落したエラは使用人として働き始めるが、やがて気づく。
クロエに叩き込まれたことは、すべて自分が一人で生きるための力になっていたことに――
なぜクロエは、エラの髪を切ったのか。
なぜ父を殺し、消えたのか。
エラは、貴族たちから“鼠”と呼ばれる新聞記者アスターとともに、クロエの過去を追い始める。
調べるほどに、「悪しき継母」というわかりやすい物語は少しずつ崩れていく。
自分の手で過去を確かめる少女と継母を巡るシンデレラ・ミステリー。
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