やれるのか!妖防第六分団

赤いオーロラが世界中で見られるようになると同時に、不気味な生物がどこからともなく現れるようになった。
 
 それは妖獣と名付けられた。

 妖獣に対し有効な攻撃は刃物による切断のみ。

 棲息域を広げようとする妖獣に対し、後手にまわる各国政府。

 頻発する通信障害により文明レベルは数十年後退するなか、国家総動員態勢の第一段階として民間防衛組織「妖防団」が結成される。

 そんな妖防団に集められたのは通常社会からこぼれ落ちる寸前の者、こぼれ落ちた者ばかり。

 各政府組織、各個人の思惑が交わうなか、妖獣との戦いに進んでいく。


 
 
 


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