婚約破棄されたので全部放置したら、勝手に評価が上がっていました
その中心で、私は静かにワイングラスを傾けていた。
「リリアーヌ・フォン・グレイシア公爵令嬢。貴様との婚約を、ここに破棄する」
高らかに響いた声に、場が一瞬で静まり返る。
予想通りの展開だった。だから私は、驚きも、悲しみも、怒りも、何も浮かべずに、ただグラスを置いた。
「リリアーヌ・フォン・グレイシア公爵令嬢。貴様との婚約を、ここに破棄する」
高らかに響いた声に、場が一瞬で静まり返る。
予想通りの展開だった。だから私は、驚きも、悲しみも、怒りも、何も浮かべずに、ただグラスを置いた。
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