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とある暴走族のリーダー、就職する‼︎
0019:首都貴族様のご登場!
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⭐︎ ここは、フィックスド辺境伯領のとある街中に建てられた『首都代理市役所』の目の前にある小さな広場。デモの参加者が仲良くサンドイッチ休憩をしているときのことだった。
⭐︎ 首都代理市役所の中から、一人の貴族っぽい男性と、見るからにお役人の格好の男性が出て来て、パトリック殿下達の前に躍り出る! 貴族風の男性は、声高らかに、デモ参加者を激励した!
「おい、そこの下衆共。身分をわきまえよ。ここは、お前らがいて良い場所では無い‼︎ さっさと、退場するように‼︎(ニヤリと笑う貴族風の男性)」
「「「…………。(ポカーーンなデモ参加者)」」」
「早くここから立ち去らないと、警察が駆けつけて、お前らをしょっぴくぞ‼︎(強く叫ぶ貴族風の男性)」
⭐︎ 交番警察官ロベルトは、サッとノアの背後に隠れた‼︎
「……ちょ、ロベルトさん、どうしたんですか?(小声でロベルトに聞くノア)」
「いやー、今、俺が出ると色々面倒になるでしょ? ちょっと隠れさせてくださいよ。(複雑な心境のロベルト)」
「もしかしてロベルトさんが、あの貴族から要請を受けて来られた警察官なんですか⁉︎(ノア)」
「まあ、そうっすよね。本当は、五十人くらいで取り押さえろって要請がきたんですけど、生憎警察も暇じゃないから俺一人で充分でしょってなったわけっす。(ドヤ顔ベルト)」
「……それは、上官の人選ミスですね。(ノア)」
「えええ、そんな事言わないでくださいよーー、ヤンキー辺境伯ーー‼︎(ぴえん顔のロベルト)」
「だってそうじゃないですか。普通、デモ隊と仲良くサンドイッチ食べてる警察官なんて聞いた事ないですよ。それと、ヤンキー辺境伯って呼ばれるのは、ちょっと嫌なんで、ノアと呼んでください。(ジト目のノア)」
「了解っス‼︎ ではこれから、ノアさん、いやノアっち、……あの貴族を闇に葬っちゃいましょうか!(ぶっ飛んだ発言をするロベルト)」
「やめてやめてーー⁉︎ なんでそうなるの? ちょ、……怖いんだけど‼︎(困惑しかないノア)」
「えへへ、……色々面倒だなって。……噂によると、あの傲慢顔の貴族が、増税の入れ知恵を国王陛下にしてたみたいなんですよね。……良い感じに消えたら、増税も無くなりそうではありませんか?(悪顔のロベルト)」
「無くならないよ、たぶん⁉︎ 乱暴なことは、ここでは絶対しないでね‼︎(元ヤンキーの癖に、痛い事が嫌いなノア)」
「そうだよ、こまわり君。……あの能無しの為に、僕らが刑務所に入るつもりは皆無だよ。(立ち上がる殿下)」
「おやっ? 烏合の衆の中に、パトリック殿下がいるではありませんか‼︎ こんな薄汚れた輩共と一緒に、どうなされたのですか?(殿下を馬鹿にしたような表情の貴族)」
「皆で楽しくピクニックをしてたんだけどね、空気を読めない貴族風情のせいで、全部台無しだよ‼︎(キリッ殿下)」
「それはそれは、お可哀想に。……ですが、そのドブネズミ達は、殿下と関わるような人間ではありません。ドブネズミはただのドブネズミなのですから。……そろそろ、国王陛下と仲直りして、宮殿に戻られてはいかがですか?(貴族風を醸し出す貴族野郎)」
「……悪いけど僕は、父上と会ったこともなければ、喧嘩別れした覚えもない‼︎(厳しい表情の殿下)」
「あらら、そうなのですか? 宮殿内では、パトリック殿下のことを、そのように噂する者がいますからね。……これは、失敬失敬。(嘲笑うような表情の貴族野郎)」
「好きなように、言えばいい。……貴殿のような貴族達のように、僕は、人様のお金で食べるような厚顔無恥ではないからね!(強く言い放つ殿下)」
「────‼︎ パトリック殿下は、そのように仰りますが、私の家は、由諸正しき家柄で、大昔に大きな功績を残してきたから、今があるのです‼︎ 国王陛下も、私のことがとても必要と仰っている‼︎ 食わず嫌いのように、貴族を批判するのは、おやめになった方がいいのではないですか⁉︎(聞き捨てならない貴族野郎)」
「貴族全員が、嫌いなわけではない! 今、領民にのしかかる増税に、一族を犠牲にして対抗しようとしている立派な貴族もいるんだぞ!(真っ直ぐに応える殿下)」
「パトリック殿下……。(目頭がアツくなるノア)」
「ああ、そう言えば、ここの当主が、滅茶苦茶なことを始めるおつもりですよね。辺境伯家が領民から徴収する税金の八割は、全て首都が巻き上げると決まっているのに、その辺境伯家が税の徴収をやめるだなんて。……入ってくるお金が零なら、首都に上納するお金も零で良いと思っているのか? ふざけておるな。これは国家に対する反逆なのですよ、パトリック殿下。(言い方がイヤらしい貴族野郎)」
「待ってください。……私が、フィックスド領の当主です。その事については、首都代理市役所のお役人の方と、深く長く話し合いました。そして、辺境伯家が徴収した税収が零ソルトの場合、通年の平均上納額の五割を首都へ納めるという話で、カタがついた筈です。領民から税金を貰わないから、首都へも上納しないわけではありません。私の一族も、身を削る覚悟なのです。(貴族野郎に説明するノア)」
「それがおかしいのですよ、フィックスド辺境伯。国民からの税収を上げれば、首都に流れるお金は、莫大となって、国王陛下もとてもお喜びになるのです。……こんな田舎の何も無い場所にいる貴殿でも、増税さえすれば、国王陛下に報いることが出来るのですよ。……それを、今までの税額の五割しか上納しないなんて。……この膨大な土地に、フィックスド家はいりませんね。国王陛下に、土地建物全てをお返ししなさい‼︎(強く出る貴族野郎)」
「…………もういいよ、ノア。何を言っても、この貴族様は、全然聞く耳をもたないから。(冷めた表情の殿下)」
「パトリック殿下……。(俺の言葉足らずで申し訳ありません‼︎ 心の中で土下座するノア)」
「首都に住まうお貴族様には、お屋敷を建てる最低限の土地は与えられるが、領地の分配という概念では無い。だから首都在中の貴族には、ノアのような各辺境伯が納める領地経営徴収税を納める義務も無い。……貴殿のような首都貴族は、どれだけ税金を払っているのかな?(冷めた目で、貴族野郎を見つめる殿下)」
「────っ‼︎ うるさいうるさいうるさい‼︎ 私は、国王陛下のお話し相手として、この国に貢献しているんだ‼︎ お前達とは違う‼︎(図星な貴族野郎)」
「……いずれにしても、首都在中貴族共が、貴族としての税金は一切払わず、多額の宮殿出勤見舞いを貰っていることには、変わりない。貴殿達が各辺境伯家のように、税金を払いさえすれば、首都圏活性化税なんていらないと思うけどね。(でも、払いたくないんでしょ? みんな、自分達のことしか考えていないんだから。 殿下)」
「パトリック殿下、先程からお言葉がすぎますね。首都圏活性化税を始めると仰ったのは、紛れもなく国王陛下です! その法案に意義を申されるということは、パトリック殿下は、国賊と間違われても仕方がありませんよ‼︎(何故かオドオドしている貴族野郎)」
「……そんな事は、どうでもいい。……ステビア侯爵、……そろそろ決着をつけようか。(問答に飽きた殿下)」
「……決着とは、何事ですか⁉︎ 私ではなく、パトリック殿下が、警察に連行されるのですよね?(ステビア侯爵)」
「(小声で)ノア、あの郵便局長さんに説明して、僕の私書箱から書類一式を持って来て。(鍵をノアに渡す殿下)」
「殿下、……これって。(鍵を見てびっくりのノア)」
「郵便局長さんには、一言言ってるから、大丈夫。……頼んだよ、ノア。(にっこり微笑む殿下)」
「…………わかりました! 任せてください!」
⭐︎ ノア・フィックスド辺境伯は、殿下から託された小さな鍵を、大切に握りしめて、自転車置き場めがけて走り出す‼︎
「おやおや、パトリック殿下を置き去りにして、一人だけ逃げるなんて、……フィックスド辺境伯は、とても信用に欠けるお方なのですね。……チャラチャラした見た目も、辺境伯当主とは考えられません。……連む人間を変えた方が良いのではないでしょうか、パトリック殿下。(殿下とノアの会話が聞こえていなかったステビア侯爵)」
「生憎僕も、ヤンキーだからさ。(ニヤリと笑う殿下)」
「ふん。王族とあろうお方が、喧嘩という野蛮なことをするなんて。冗談抜きで、パトリック殿下も豚箱に入った方が、世のためになることでしょう。(皮肉のステビア侯爵)」
「その言葉、そっくりそのまま貴殿に返す。(瞳孔ピカ)」
「────っ⁉︎(なななんだ⁉︎ パトリック殿下の雰囲気が、一気に変わった⁉︎ 何故かビビるステビア侯爵)」
「ステビア侯爵、……始めたのは、貴殿だ。さあ、これからが、お楽しみだよ‼︎(瞳孔ピカピカ殿下)」
「────っ⁉︎(身震いするステビア侯爵)」
「「「…………。(置いてきぼりな仲間達)」」」
「…………。(沈黙を崩さない、お役人)」
「殿下、カックイーー‼︎(一人だけチャラい警察官)」
⭐︎ これからパトリック殿下のターンが、始まる‼︎
⭐︎ 首都代理市役所の中から、一人の貴族っぽい男性と、見るからにお役人の格好の男性が出て来て、パトリック殿下達の前に躍り出る! 貴族風の男性は、声高らかに、デモ参加者を激励した!
「おい、そこの下衆共。身分をわきまえよ。ここは、お前らがいて良い場所では無い‼︎ さっさと、退場するように‼︎(ニヤリと笑う貴族風の男性)」
「「「…………。(ポカーーンなデモ参加者)」」」
「早くここから立ち去らないと、警察が駆けつけて、お前らをしょっぴくぞ‼︎(強く叫ぶ貴族風の男性)」
⭐︎ 交番警察官ロベルトは、サッとノアの背後に隠れた‼︎
「……ちょ、ロベルトさん、どうしたんですか?(小声でロベルトに聞くノア)」
「いやー、今、俺が出ると色々面倒になるでしょ? ちょっと隠れさせてくださいよ。(複雑な心境のロベルト)」
「もしかしてロベルトさんが、あの貴族から要請を受けて来られた警察官なんですか⁉︎(ノア)」
「まあ、そうっすよね。本当は、五十人くらいで取り押さえろって要請がきたんですけど、生憎警察も暇じゃないから俺一人で充分でしょってなったわけっす。(ドヤ顔ベルト)」
「……それは、上官の人選ミスですね。(ノア)」
「えええ、そんな事言わないでくださいよーー、ヤンキー辺境伯ーー‼︎(ぴえん顔のロベルト)」
「だってそうじゃないですか。普通、デモ隊と仲良くサンドイッチ食べてる警察官なんて聞いた事ないですよ。それと、ヤンキー辺境伯って呼ばれるのは、ちょっと嫌なんで、ノアと呼んでください。(ジト目のノア)」
「了解っス‼︎ ではこれから、ノアさん、いやノアっち、……あの貴族を闇に葬っちゃいましょうか!(ぶっ飛んだ発言をするロベルト)」
「やめてやめてーー⁉︎ なんでそうなるの? ちょ、……怖いんだけど‼︎(困惑しかないノア)」
「えへへ、……色々面倒だなって。……噂によると、あの傲慢顔の貴族が、増税の入れ知恵を国王陛下にしてたみたいなんですよね。……良い感じに消えたら、増税も無くなりそうではありませんか?(悪顔のロベルト)」
「無くならないよ、たぶん⁉︎ 乱暴なことは、ここでは絶対しないでね‼︎(元ヤンキーの癖に、痛い事が嫌いなノア)」
「そうだよ、こまわり君。……あの能無しの為に、僕らが刑務所に入るつもりは皆無だよ。(立ち上がる殿下)」
「おやっ? 烏合の衆の中に、パトリック殿下がいるではありませんか‼︎ こんな薄汚れた輩共と一緒に、どうなされたのですか?(殿下を馬鹿にしたような表情の貴族)」
「皆で楽しくピクニックをしてたんだけどね、空気を読めない貴族風情のせいで、全部台無しだよ‼︎(キリッ殿下)」
「それはそれは、お可哀想に。……ですが、そのドブネズミ達は、殿下と関わるような人間ではありません。ドブネズミはただのドブネズミなのですから。……そろそろ、国王陛下と仲直りして、宮殿に戻られてはいかがですか?(貴族風を醸し出す貴族野郎)」
「……悪いけど僕は、父上と会ったこともなければ、喧嘩別れした覚えもない‼︎(厳しい表情の殿下)」
「あらら、そうなのですか? 宮殿内では、パトリック殿下のことを、そのように噂する者がいますからね。……これは、失敬失敬。(嘲笑うような表情の貴族野郎)」
「好きなように、言えばいい。……貴殿のような貴族達のように、僕は、人様のお金で食べるような厚顔無恥ではないからね!(強く言い放つ殿下)」
「────‼︎ パトリック殿下は、そのように仰りますが、私の家は、由諸正しき家柄で、大昔に大きな功績を残してきたから、今があるのです‼︎ 国王陛下も、私のことがとても必要と仰っている‼︎ 食わず嫌いのように、貴族を批判するのは、おやめになった方がいいのではないですか⁉︎(聞き捨てならない貴族野郎)」
「貴族全員が、嫌いなわけではない! 今、領民にのしかかる増税に、一族を犠牲にして対抗しようとしている立派な貴族もいるんだぞ!(真っ直ぐに応える殿下)」
「パトリック殿下……。(目頭がアツくなるノア)」
「ああ、そう言えば、ここの当主が、滅茶苦茶なことを始めるおつもりですよね。辺境伯家が領民から徴収する税金の八割は、全て首都が巻き上げると決まっているのに、その辺境伯家が税の徴収をやめるだなんて。……入ってくるお金が零なら、首都に上納するお金も零で良いと思っているのか? ふざけておるな。これは国家に対する反逆なのですよ、パトリック殿下。(言い方がイヤらしい貴族野郎)」
「待ってください。……私が、フィックスド領の当主です。その事については、首都代理市役所のお役人の方と、深く長く話し合いました。そして、辺境伯家が徴収した税収が零ソルトの場合、通年の平均上納額の五割を首都へ納めるという話で、カタがついた筈です。領民から税金を貰わないから、首都へも上納しないわけではありません。私の一族も、身を削る覚悟なのです。(貴族野郎に説明するノア)」
「それがおかしいのですよ、フィックスド辺境伯。国民からの税収を上げれば、首都に流れるお金は、莫大となって、国王陛下もとてもお喜びになるのです。……こんな田舎の何も無い場所にいる貴殿でも、増税さえすれば、国王陛下に報いることが出来るのですよ。……それを、今までの税額の五割しか上納しないなんて。……この膨大な土地に、フィックスド家はいりませんね。国王陛下に、土地建物全てをお返ししなさい‼︎(強く出る貴族野郎)」
「…………もういいよ、ノア。何を言っても、この貴族様は、全然聞く耳をもたないから。(冷めた表情の殿下)」
「パトリック殿下……。(俺の言葉足らずで申し訳ありません‼︎ 心の中で土下座するノア)」
「首都に住まうお貴族様には、お屋敷を建てる最低限の土地は与えられるが、領地の分配という概念では無い。だから首都在中の貴族には、ノアのような各辺境伯が納める領地経営徴収税を納める義務も無い。……貴殿のような首都貴族は、どれだけ税金を払っているのかな?(冷めた目で、貴族野郎を見つめる殿下)」
「────っ‼︎ うるさいうるさいうるさい‼︎ 私は、国王陛下のお話し相手として、この国に貢献しているんだ‼︎ お前達とは違う‼︎(図星な貴族野郎)」
「……いずれにしても、首都在中貴族共が、貴族としての税金は一切払わず、多額の宮殿出勤見舞いを貰っていることには、変わりない。貴殿達が各辺境伯家のように、税金を払いさえすれば、首都圏活性化税なんていらないと思うけどね。(でも、払いたくないんでしょ? みんな、自分達のことしか考えていないんだから。 殿下)」
「パトリック殿下、先程からお言葉がすぎますね。首都圏活性化税を始めると仰ったのは、紛れもなく国王陛下です! その法案に意義を申されるということは、パトリック殿下は、国賊と間違われても仕方がありませんよ‼︎(何故かオドオドしている貴族野郎)」
「……そんな事は、どうでもいい。……ステビア侯爵、……そろそろ決着をつけようか。(問答に飽きた殿下)」
「……決着とは、何事ですか⁉︎ 私ではなく、パトリック殿下が、警察に連行されるのですよね?(ステビア侯爵)」
「(小声で)ノア、あの郵便局長さんに説明して、僕の私書箱から書類一式を持って来て。(鍵をノアに渡す殿下)」
「殿下、……これって。(鍵を見てびっくりのノア)」
「郵便局長さんには、一言言ってるから、大丈夫。……頼んだよ、ノア。(にっこり微笑む殿下)」
「…………わかりました! 任せてください!」
⭐︎ ノア・フィックスド辺境伯は、殿下から託された小さな鍵を、大切に握りしめて、自転車置き場めがけて走り出す‼︎
「おやおや、パトリック殿下を置き去りにして、一人だけ逃げるなんて、……フィックスド辺境伯は、とても信用に欠けるお方なのですね。……チャラチャラした見た目も、辺境伯当主とは考えられません。……連む人間を変えた方が良いのではないでしょうか、パトリック殿下。(殿下とノアの会話が聞こえていなかったステビア侯爵)」
「生憎僕も、ヤンキーだからさ。(ニヤリと笑う殿下)」
「ふん。王族とあろうお方が、喧嘩という野蛮なことをするなんて。冗談抜きで、パトリック殿下も豚箱に入った方が、世のためになることでしょう。(皮肉のステビア侯爵)」
「その言葉、そっくりそのまま貴殿に返す。(瞳孔ピカ)」
「────っ⁉︎(なななんだ⁉︎ パトリック殿下の雰囲気が、一気に変わった⁉︎ 何故かビビるステビア侯爵)」
「ステビア侯爵、……始めたのは、貴殿だ。さあ、これからが、お楽しみだよ‼︎(瞳孔ピカピカ殿下)」
「────っ⁉︎(身震いするステビア侯爵)」
「「「…………。(置いてきぼりな仲間達)」」」
「…………。(沈黙を崩さない、お役人)」
「殿下、カックイーー‼︎(一人だけチャラい警察官)」
⭐︎ これからパトリック殿下のターンが、始まる‼︎
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