山小屋の男をたぶらかそうとした雪女は、三児の母となる

「……すみませんが、今晩ここに泊めてもらえないでしょうか?」

雪が降り積もるニホン帝国のとある山奥に、一人の女性が立っていた。
どうやら、彼女は山小屋を一軒ごとに回って、若い男性を誑かしている雪女らしい。
今夜も雪女は、ニヤニヤしながら凍てつく山小屋の扉を叩くのであった。

――六年後――

彼女は三児の母となって、山小屋から出られない状況に陥っていた!(汗)

「な、なんでなの~⁉」

「ユキちゃん、大好きだよ‼ ……勿論、逃げたりしないよね?(圧)」

「ひいいいい‼(ガクブル)」

これは、大好きな家族から逃げようとする雪女と、最愛の雪女を逃すつもりのない、とある男のお話。

※本作品と自作の他作品の世界は全て繋がっております。

※予告なく加筆修正致します。
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