その魔女には、謎より恋が難しい
眼前で消失した騎士と、落ちた恋人の死体――その魔女は謎と恋を解き明かす
王都の下町。魔法の師匠の下で薬屋兼お茶屋を営む“半分エルフ”の魔女グレーテの元には、様々なお客さんと悩みが持ち込まれる。
腰痛・腹痛、猫の恋バナに失くしもの、そしてとびっきりの謎も。
大雨の日、常連客の若き騎士エリックが持ち込んだのは、馬上槍試合の練習中、目の前から突如消えたケンタウロスの花形騎士・ユベールの事件だった――。
怠惰な師に命じられて捜査協力者になったグレーテは、そこでユベールが名門騎士家の嫡男であり、道ならぬ恋をしていたと知る。
恋人は、貴族の一人娘として溺愛される人間のエメライン。
そして両家は王都を走る川の両岸、かつては共同で建てた橋の修復と権利を巡って争っている真っ最中。交際を強く反対されていたのだ。
グレーテとエリックは、塞ぎこむエメラインに会ったが、翌日、彼女の死体が川べりで発見され……。
中編です。
この作品は他サイトにも掲載しています。
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