夢に見るより、会いたい
高校教師の久世佳乃は、卒業式の日、担任していた三浦拓海から告白される。
けれど、今日まで生徒だった彼とは付き合えない。大学生になった拓海から二度目の告白をされても、「いまの十九と二十九は違う」と、佳乃はもう一度断った。
それでもふたりの交流は途切れなかった。
本の感想、大学や仕事の話、何でもない日常。いつしか佳乃のほうからも、用事のない連絡をするようになっていく。
二度断ったはずの十歳年下の彼は、いつしか佳乃にとって、「元生徒」ではなく、会いたい人になっていた。
※同じ作品をムーンライトノベルズにも掲載しています。
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