煌樂綺譚《かんらぎきたん》
名を忘れた男と、約束を忘れなかった桜の精の恋物語。
冷徹な年上支配人×一途で健気な桜の精。
冷たい視線の奥に芽生える、甘い執着──
人や鬼、精霊に神までもが行き交う港街・煌樂《かんらぎ》。
街の奥深くには、名前も記憶も命さえも賭けの対象となる、神の賭場――桃霞楼《とうかろう》がある。
そこで働き始めたのは、薄桜色の髪と金の瞳を持つ桜の精霊。
彼は、生まれたときから見守っていた少年との約束を果たすため、少年の帰りをずっと待っていた。
しかし再会した相手は知らぬ名を名乗り、桃霞楼の支配人として生きていた。
桜の精は支配人の中にかつての少年の面影を見つけながらも、その名を呼ぶことができない。
一方の支配人もまた、春の香りを纏うその青年から、なぜか目を離せずにいた。
失われた名前。
守りたかった約束。
ずっと待ち続けたひとつの想いが、春を呼び覚ます物語。
◆じっくりと距離を縮めていく純愛BLです。
◆第一部、完結済み。ハッピーエンド。
◆現在、恋人となった二人を描く第二部を執筆中です。
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