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逃がさないわよ~~?
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両手をにぎにぎしながら近付くシオンにスカーレットは嫌な予感がして身構えた。
「な、なんですの!?」
「うふふ♪大丈夫よ?痛くしないから……ね?」
何をする気ですの!
スカーレットは周囲を見渡したが、最上階には人影がなく逃げ場がなかった。
キュッピーーーーーーン!!!!!
シオンの目が光ったと思ったら、スカーレットに飛び掛かった。
「きゃーーーー!!!!なんですのーーーーー!!!!!!!」
シオンは高速で動きながらスカーレットにセクハ………コホンッ、色々と触りまくった。
(あれ?訂正されてない?)
──数分後──
「はぁはぁはぁ♪」
甘い息を吐きながらぐったりしているスカーレットが横たわっていた。
「むふふふ♪やっぱり思った通りね!アリスに次ぐ逸材だわ!!!」
ペカッーーーー!!!!!
シオンの背後から後光が射したようであった。
「さぁ!いでよ!」
蒼さんから貰った指輪はアーティファクトであり、収納魔法が付与されていた。シオンはそこから画材道具を取り出した。
「えーと、シオン?そろそろ朝食を食べて教室に行かないとまずいよ?」
「ごめん、ちょっと創作意欲が沸いたから先生に伝えておいて」
サッサッサ…………
カキカキ………
φ(..)
「ええっ!?初日にまずいよ!」
メリッサの言葉が聞こえていないように絵を描き始めるシオンにメリッサは諦めた顔で一階に向かった。
「あっ、メリッサさんおはようございます!」
アリスが挨拶してきた。
「ええ、おはようアリス。それよりちょっと困ったことになったの………」
「こまったことですか?」
かくかくしかじかでして…………
「えっ、初日の授業はどうするんですか!?」
「アリス、変人と変態は紙一重なのよ」
真面目な顔で言ったメリッサだったが、本当は変人と天才は紙一重が正しいのです。
アリスはどやぁ顔のメリッサに、聞いていない振りをして尋ねた。
「えっと、それでどうするんですか?」
「そうそう、私は教師や王子達に説明してくるからアリスはシオンの所にいって授業に出るよう説得して欲しいの」
!?
「私がですか!?」
「私じゃないと王子達に説明できないから、アリスもシオンの説得が無理ならすぐに授業に向かって良いからね」
メリッサは言うだけ言うとすぐに寮を出ていった。
「………大変な事になりました」
アリスは意を決意して最上階に向かうと早くも後悔するのでした。
「あ、あの~授業に遅れますよ~?」
遠慮がちに声を掛けるアリスだったが──
「良いよ良いよ♪そうそう、そんな感じね!」
「うふふ♪こんなポーズはどうかしら?」
……………二人はノリノリだった。
そこにアリスが来たものだから………
「あっ!良いところに!スカーレット!」
「わかりましたわ!」
シオンの声にスカーレットが動き、アリスを捕まえた。
「えっ?えっ?」
「さぁ!一緒にモデルになりなさい!」
(命令形)
「ええっーーーーーーー!!!!!!!」
「アリスさんとおっしゃるの?さぁ!一緒にシオンさんの最高の被写体になりましょう!」
こうしてハイテンションな二人の生け贄になるアリスだった。
ってかこの二人、性格が似ている類友のようであった。
「な、なんですの!?」
「うふふ♪大丈夫よ?痛くしないから……ね?」
何をする気ですの!
スカーレットは周囲を見渡したが、最上階には人影がなく逃げ場がなかった。
キュッピーーーーーーン!!!!!
シオンの目が光ったと思ったら、スカーレットに飛び掛かった。
「きゃーーーー!!!!なんですのーーーーー!!!!!!!」
シオンは高速で動きながらスカーレットにセクハ………コホンッ、色々と触りまくった。
(あれ?訂正されてない?)
──数分後──
「はぁはぁはぁ♪」
甘い息を吐きながらぐったりしているスカーレットが横たわっていた。
「むふふふ♪やっぱり思った通りね!アリスに次ぐ逸材だわ!!!」
ペカッーーーー!!!!!
シオンの背後から後光が射したようであった。
「さぁ!いでよ!」
蒼さんから貰った指輪はアーティファクトであり、収納魔法が付与されていた。シオンはそこから画材道具を取り出した。
「えーと、シオン?そろそろ朝食を食べて教室に行かないとまずいよ?」
「ごめん、ちょっと創作意欲が沸いたから先生に伝えておいて」
サッサッサ…………
カキカキ………
φ(..)
「ええっ!?初日にまずいよ!」
メリッサの言葉が聞こえていないように絵を描き始めるシオンにメリッサは諦めた顔で一階に向かった。
「あっ、メリッサさんおはようございます!」
アリスが挨拶してきた。
「ええ、おはようアリス。それよりちょっと困ったことになったの………」
「こまったことですか?」
かくかくしかじかでして…………
「えっ、初日の授業はどうするんですか!?」
「アリス、変人と変態は紙一重なのよ」
真面目な顔で言ったメリッサだったが、本当は変人と天才は紙一重が正しいのです。
アリスはどやぁ顔のメリッサに、聞いていない振りをして尋ねた。
「えっと、それでどうするんですか?」
「そうそう、私は教師や王子達に説明してくるからアリスはシオンの所にいって授業に出るよう説得して欲しいの」
!?
「私がですか!?」
「私じゃないと王子達に説明できないから、アリスもシオンの説得が無理ならすぐに授業に向かって良いからね」
メリッサは言うだけ言うとすぐに寮を出ていった。
「………大変な事になりました」
アリスは意を決意して最上階に向かうと早くも後悔するのでした。
「あ、あの~授業に遅れますよ~?」
遠慮がちに声を掛けるアリスだったが──
「良いよ良いよ♪そうそう、そんな感じね!」
「うふふ♪こんなポーズはどうかしら?」
……………二人はノリノリだった。
そこにアリスが来たものだから………
「あっ!良いところに!スカーレット!」
「わかりましたわ!」
シオンの声にスカーレットが動き、アリスを捕まえた。
「えっ?えっ?」
「さぁ!一緒にモデルになりなさい!」
(命令形)
「ええっーーーーーーー!!!!!!!」
「アリスさんとおっしゃるの?さぁ!一緒にシオンさんの最高の被写体になりましょう!」
こうしてハイテンションな二人の生け贄になるアリスだった。
ってかこの二人、性格が似ている類友のようであった。
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