浮気され離婚した大公の悪役後妻に憑依しました

「嫌なのではないのか?」

「何が?」

「俺に、触れられるのが」

「……嫌ですけど?」


【story】
泥沼小説の読者だった主人公は、ある日その世界の登場人物――大公レオニスの”後妻”に憑依した。

しかもこの後妻・セレーネは、政治利用で結婚させられ、最終的には殺されるという“悪役のやられ役”。


「君との結婚は、政略だ……どんなに気を引こうとそんな事をしても、君を愛することは、ない」


しかも原作『白き月の誓い』では、大公と元嫁が復縁してハッピーエンドを迎えるというセレーネにとってはさらに最悪な結末。


知ってます!なので、


「ご心配なさらず、殿下!

 私も絶対っに!!愛しません!!」


政治もガン無視で、自分のためにに生きる日々を始める――はずだった。

なのに…なぜか最近、夫がやたら優しい。

「俺が欲しいのはお前だ」
「お前を手放さない」

いやいや、あなた、原作で前妻に戻るって知ってるんですけど!!

これはもしや、私のせいで物語がバグってない!?



🕊登場人物(原作『白き月の誓い』時点)

リディア・フェルン・エルバーン(前妻/主人公)
清らかで儚い“聖女”として描かれる。
しかし実際には脆く、自分を守るために嘘を重ねてしまう。
罪と赦し、愛と依存がテーマ。

レオニス・ヴェル・エルバーン(大公)
誇り高く理性的な男。
深い愛情とリディアの裏切りの間で揺れる。
“愛深い男”として描かれ、女性読者人気の中心。

カイン・ド・レファード(敵対公爵家の長男)
リディアの浮気相手。
彼女に甘言を囁くが、結局は利用して捨てる。
原作では「2人の運命の試練」として描かれる。

セレーネ・ローレンス・エルバーン(後妻/悪役)
レオニスを一途に愛する侯爵令嬢。
金と権力で大公を繋ぎ止めようとする“悪女”として登場する。
最終的に全てを失い、報われることなく死ぬ。
(原作読者からは「かわいそうすぎる」と話題に)


※著者が活字苦手なのでスマホでの読みやすさをモットーに書いています!公開後も随時加筆修正を行っています。

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