婚約破棄された武闘派聖女ですが、王子を素手で救ったら一目惚れされました
聖女の家系に生まれたくせに、なぜか武闘が一番得意な令嬢ルルア・クラリス。
「聖女は女性の中の女性、完璧な淑女でいるように」なんて言われても、そんなの知らない。身体で覚えるタイプである。
聖女の魔力は中の上というところ。
そんな彼女はある日突然、婚約者の公爵令息にこう言われた。
「お前、男勝りで聖女っぽくないから婚約破棄な」
……え?今さら?もっと早く言って?
まあいいや、とあっさり別れたルルアは、なぜか隣国へ“花婿探し”に送られることに。
そして辿り着いた大国ソレイユ王国。
夜会で優雅に婚活をするはずが――なぜか目の前で王太子に暗殺の槍が飛ぶ。
「危ない!」
気付けばルルアは、素手で槍を止めていた。
(あ、やりすぎたかも)
周囲ドン引き。王宮ざわざわ。
しかし当の王太子・ルーカスだけは、なぜかキラキラした目でこう言う。
「君、面白いね?」
え、そこ?
そして、ルルアを捨てた元婚約者が静かに人生を後悔し始める。
こうして、聖女とは思えない少女と、完璧なのに何処かズレている王太子のハチャメチャな生活が始まる!
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