魔王様と僕

僕が魔王様の元に仕えて早150年が経った。
魔王様は冷酷だけれども誰もが見とれるほどにお美しい方だ。
つまらんが口癖でもある魔王様は僕に無茶ぶりをしては楽しんでいた。
振り回される日常が当たり前と化していたある日、川から流れてきた人間の赤ちゃんを魔王様が飼うと言い出して────────……
僕に育てろって、いや無理でしょ?!
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