君がいてくれたから、僕がいる。

 ……僕には居場所がない。

 家にも……学校にも。

 僕はそんな現実から逃げ出すように……ある日、家を飛び出した。

 だけど、僕にはお金などなかった。

 飲まず食わず、2日が経った頃だった。

 僕は身体が雷雨に打たれ、限界を迎える。

 だが、その時。

「……ですか!?大丈夫ですか!?」

 いつの間にか倒れていた僕に、とある女性が現れる——。

 その女性の正体は…僕の高校の生徒会長であり、「次期社長令嬢」の「椛山紗綾(もみじやまさや)」だった……。

 貧乏で、関わりなど全くなかった僕は、自分との関係が公になれば、椛山に迷惑をかけるだろうと思い、すぐにでも関係を切ろうとした……。

 なのに。

「……貴方が好きだから……私はあの時、助けたのですよ。」

 そんなこと言われたら、切りたくても切れなくなるだろうが……。

 でも、僕は知らない。

 彼女の「正体」を……。

「……貴方へ降りかかる不幸は、私が全て「消して」あげますから……。」

 彼女は果たして味方なのか……それとも。

 ——幸せ…?になるため、自分たちの苦い過去へ復讐を!!

 苦い過去への復讐劇ラブコメ、開幕!!
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