水の国の呪われ姫(平民)のわたし、迫害され追い出されたけど、隣国の魔法帝に溺愛されてます〜水が汚染されたとか言われても興味ないです〜
あぁ、なんでわたしは産まれてしまったんだろうか。
遅かった。気づくのが。もっと早く──でいれば、母はこんなにも苦しむ必要はなかったのに。
平民に落とされ、大した稼ぎにも成らず趣味と並行して薬草を採取する日々。
魔力も少なく、回復魔法も使えない。
母は身体を売っている。
ある日である、豪華な馬車で毒に犯されている青年を発見した。
合成魔法を利用して即席のポーションで毒の進行を遅らせて、なんとか治療できたらしい。
その青年はなんと、魔法の先駆者と呼ばれる帝国の皇帝であった。
そんな皇帝から合成魔法は未だ発見されてない高度な技術だと聞かされて⋯⋯。
母に捨てられた事をきっかけに皇帝と共に魔法帝国に行く事にした。
その後の我が故郷は、美しかった水が徐々に汚くなっていくようだが、その事をわたしは知らない。
遅かった。気づくのが。もっと早く──でいれば、母はこんなにも苦しむ必要はなかったのに。
平民に落とされ、大した稼ぎにも成らず趣味と並行して薬草を採取する日々。
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母は身体を売っている。
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面白かったです。
ただもう少し、その後の水の国&父&母サイドの深ぼった話があったら、なお嬉しいです。
ありがとうございます!
自分ももう少し、他キャラを深堀したいな〜とは思ったんですが、普通にダレそうだったのと、主人公目線一択でやりたいと思ったので、書きませんでした。
気に入っていただけたなら、嬉しいです!
( ͡ ͜ ͡ )
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