群青グラフィティ

高校3年生の埜仲悟は、
病院でかつての友人・逢坂一生と再会する。
けれど、一生は悟と笑いあった記憶を
まるで失ってしまったようだった。

気になって病室を訪れる悟。
しかし、一生は冷たく拒み、悟を突き放す。

迷いながらも友人の言葉に背中を押され
もう一度足を運んだ悟に、
一生が告げたのは思いもよらぬ一言だった。

「そんなに俺と話したいなら、
俺の恋人になってくださいよ」

冗談半分のその挑発に、
勢いで「いいよ」と答えてしまった悟。
それをきっかけに、
二人は“恋人ごっこ”を始めることになる。

失われた絆と、嘘から始まる関係。
曖昧な境界線の上で、二人はもう一度歩き出す。

嘘から始まった関係の中で、
悟の心は少しずつ揺れていく。
そして、一生の胸の奥に隠された本当の想いとは…。

青春のまぶしさと切なさが交差する、
二人だけの再会の物語。
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