女に灯台守は無理だと縁故の技師に職を奪われましたが、嵐を読めるのは私だけ。救った子らと海が、私を離しません
「女に灯台守は務まらぬ」——縁故の技師に職を奪われ、私は四十年続いた岬の灯を追われた。だが、嵐を読めるのは私だけ。油を半分に削られた灯台は、予告どおりの大時化で船を沈める。私を拾ってくれたのは、かつて私の灯に命を救われた海洋伯。新しい岬で灯を掲げ直す私に、追い出した監督官は破壊工作の濡れ衣を着せてくる。御前査問で、海そのものに真実を証させましょう。半刻後の霧を、私は言い当てる。海は嘘をつかない。救った少年と、絶えぬ種火とともに送る痛快ざまぁ&溺愛ハッピーエンド。全六話。
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