信義を軽んじる輩との約束なんぞ、たとえ書面で残してあっても意味はない。
まあ、疱瘡禍で大打撃を被り、国力が低下した所で内外から圧力掛ければ済む話ですがね。
なんせ、疱瘡という病は防ぐ手立てを放棄した連中には、まさしく死病なのだから、放っておけば勝手に権威もなにも失墜する。
食料生産その他も落ち込むので、援助名目で幾らでも政治中枢に食い込める様になる。
そうなってから、きっちり『約束』を履行して貰いましょう。

カーフィーもろとも切り捨てた方が遥かに安全なんですけどね。
正直、リプトン伯爵家の家名とか財産なんて、この期に及んでは大した価値はありゃしません。
カーフィーはこの場でさっくり殺れば良いし、フレールに関してはゴリラが言ってる通りですから。放っておけばあっちで始末してくれる。
まあ、そこはマリーなので、仕方ないかな。ただ、現状では助けるのは難しい。なんせ、本人はアッパラパ～で、拐っても何しても『魔女の呪い』でって事にされちゃいますからねぇ……

発生からしばらく経ってますけど、あの呑気さを見るにゴリラ周辺にはまだ疱瘡禍がやって来ていないのかな？
王族、貴族は平民より栄養も良いし罹患者と接する機会は少ないので、下級貴族と軍人あたりからの始まる貴族内感染が起きるまでの時間的余裕はありますが、そろそろ到達しても不思議ではない。

救える部分は救いたいのは当たり前。
とはいえ、寛容派でない所の人にこっそりは無理筋、
気の毒だが、不寛容派の推奨する似非治療薬が役に立たない事を立証して貰わねばならない。
千人、二千人程度の死者を想定して偽薬戦術を取っているのだろうが、それは疱瘡を舐めすぎ。
近代でも三億人もの死者を出し、歴史上の死者数を積み重ねれば、なんとこれまで死亡した全人口の１割にすら届こうという恐るべき病です。
不寛容派の国の幾つかは人口が減りすぎて国力が低下。それこそ寛容派国家に併呑されるか、小国同士でくっついてから属国化の道しか無くなるかも。

さすが、皇帝。
国益が何かを考え、親としての情に流される事なく、しかしきちんと人として情のある判断を下せている。
ほんとに、ずっと彼に権力掌握してて貰いたいもんです。
オス麿はなぁ……だいぶ叩き直さないと使い物にならない……

一時は誤魔化す事が出来るかもしれないが、疱瘡を舐めすぎ。
黒死病(ペスト)と比べる程では無いが、それはあくまでも現代になってからの評価であって、その感染力と死亡率は目を覆うばかり。
寛容派の苦境も長くは続かない。
実際に被害抑制が出来ずに感染が拡大し、死亡ないし深刻な後遺症が多発すれば高名な医師のレッテルも、血筋確かな『自称』教皇の権威も全て地に堕ちる。
鍍金は結局の所、鍍金に過ぎない。
刻印を受けた者達は無事なのだから、アブラミ共が疱瘡は『魔女(マリー)の呪い』だと騒ぎ立てても説得力皆無なばかりか、魔女の呪いを打ち破れない事を逆に突かれて黙るしかない。
まあ、その前に感染してしまえば言い訳もできゃしない訳だが。
付き合わされる小国や多くの者は気の毒だが、全てを救うことは出来ないので致し方ない。
せめて寛容派と接触した人物だけは救いたいですけどね。

王様だからねぇ……
あ、この場合、普段周りの人がやっているのは忖度ではなく、斟酌です。
(*´･ω･｀)b

こうして互いに楽しくあれこれやりあえるというのは、つまり『対等』である、と対外的にも知らしめる結果に繋がる。
本来ならば裏でやるべきですが、敢えて表に示す事で、諸外国への良い牽制になりますね。
一国ならば戦って勝ち目もあるが、大国と言われる国が二つ。
こうなると力でねじ伏せるのはまず不可能。
そして、聖女と聖人という鬼札もある。
迂闊に手を出す様なら、痛い目どころでは無いですねぇ。

陸上輸送に鉄道網が敷ける様になれば、時代は恐ろしいほど加速していく。
人、物、金を速やかに、そして大量に運ぶ事が出来る。
ある意味では火薬よりも強烈な歴史の起爆剤です。

アヤスラニ帝国と、トラス王国の各地をそれぞれ鉄道が走る様になれば、温泉にドクターフィッシュを運ぶ事もまんざら夢では無くなりますね。

最終話。。マリーはやっとだらだらする気になったのかしら？
脂身兄弟の国はどこかの国に吸収合併されるとして。女王を国に返さないと！親戚反対！
カーフィーは共に逃げようとしたが追い付かれ、フレールを庇って、だがしかし庇ったかいなく共に命を落としたりしたらドラマティックなんだけど。フレールは元からポンコツだからなぁ。元に戻るという選択肢がないし。。共に討たれるカーフィー見ながらなぜ自分がこんな目に、とかイケメンを思い浮かべてしにゆく感じもするな。最期まで愛は届かないでしょう

うむ。
そういう時は飴玉をこっそり用意しておくと良いですよ。
キャラメルや金平糖でも可。

蒸気機関車の出力は後期型だと余裕で20,000馬力を超える。
初期の蒸気機関でも出力そのものは部品の精度と強度依存で15,000馬力くらいは出るし、蒸気機関自動車サイズでも100馬力を超える。同サイズのガソリンエンジンだと大体40馬力なので、その出力の大きさがよくわかりますね。

香炉、素敵ですね。
要は使用する香の品質/成分が問題。使用頻度と使用する際の密閉度合いにもよると思いますが、まずは国産の業者が生産しているものが良いでしょう。
中国からの輸入品は避けた方が無難です。

フレール……
残念ながら、これで生き残る目は無くなった。
なんせ教圏で公然と聖女を魔女呼ばわりし、自分が行った呪いの濡れ衣を着せ、それを王族に明言しちゃいましたからね。
後になって、あれは嘘でした、自分はそう言えば良いと言われていただけだと言い訳しても、もう手遅れというものです。
王族を前に吐く言葉/貴族の発言/宗教の権威、全てとても重いものであるのに、あまりに愚か。
疱瘡に罹患せず乗り切れたとしても、待っているのは魔女としての火刑一択。
カーフィ、今の内に火刑場からフレールかっさらって国外逃亡/隠遁する為の伝手と経路、拠点の確保に動いた方が良いよ。
世界は広い。
心底惚れたなら、女一人抱えて逃げ切りましょう。

対症療法と毒薬ねぇ
他人の命を金勘定とは、聖職者が聞いて呆れる。
こちらは詐欺る気満々ですし、同情の余地は一欠片も無い。
精々、欲に溺れて夢に浸るが良いよ。
疱瘡舐めすぎ。

聖女の能力欲しさに戦争を
無理。
何故なら、疱瘡で国力が落ちるので。
神の刻印を推し進めるトラスや教皇が治める聖地では疱瘡は抑制される為、被害が軽微で済むのに対して、非寛容派に毒された国々では他と隔離し易い王族/貴族の被害はそこそこで済むだろうが、国を下支えする庶民と、集団生活が基本で不衛生な軍が大きな被害を被る。
仮に国民の四割が被害を受ければ、国力の回復には15年は掛かる。
そして、聖女の言葉を疑うという間違った判断を下した王権の失墜は免れない。
下々が青息吐息の時に、権力闘争に明け暮れれば待っているのは内乱。更なる国力の低下です。
そうなってから聖女の意に逆らう略奪婚など、出来るわけがありません。ゴリラ本人が息巻いても、周囲が神罰を畏れて憚りますよ。
ゴリラ暗殺した方が確実に楽ですし。
あと、アブラミ&デブ兄弟も終わりです、
だから、貴様等は既に大司教の任を解かれているだろうが。
検邪聖省舐めてるみたいなので、聖職者破門→異端認定書発行して、正式に罪人にしてやりましょう。
ちなみに、行き着く先は火刑一択です。
(*´･ω･｀)b
よく燃えそうだ。

アブラ・デブ兄弟やりおった～！このままだと、パンデミック一直線！？

痘種なんて受けたくないな～と思ってる所に、お偉い人が「受けるな危険！」ってお墨付き出したら乗っちゃう。

コロ○接種１回目で副反応出て、2回目はもっと凄いの来るかも！？ってびびり倒したの思い出すな～
1週間分の食事の作り置き、経口補水、他諸々をどちゃっと買って2回目に挑んだら、
…何も起こりませんでした。お金が無駄に…

手下を制御も出来ないか。
無能だな、ゴリラ王子。

一時的に疱瘡を刻印のせいにして悪評をバラ撒いても、実際に刻印を進めた国と人は被害が抑制される。
むしろ『自称大司教』の方を正式に破門する良い機会ですね。
アレマニアの国内が荒れようと、疱瘡でアブラミとデブラが身罷ろうと天罰というものです。

カーフィ、さほど悩む必要は無いです。
なんせ、聖女の能力なんかの情報をゴリラ王子に流しても、別に困りゃしないので。
なんなら、ダディサイモンなりマリー本人に許可を求めてみれば？
情報は隠す事と等価値で知りたがる者に伝える事で効果を発揮するものです。
ゴリラも別に、知られたらフレールの命は無いなどとは言ってませんし。

カーフィとフレールにそんな運命的な出会いがあったとは！
カーフィの半生で劇がつくれちゃいそう。

アーダム皇子め…アーダム皇子の癖にカッコイイ！と思ってしまった！
悔しいィィィ！！( ｀ー´)ノ

『姫君とこそ泥』
まあ、本人に執着する理由としては、真っ当なものですね。
某日仏混血、世界一の大泥棒とは歩む道が正反対ですが、それもまた良しでしょう。
傍迷惑ですが。
あのお嬢様べったりの侍女は、ばあやの娘辺りなのかな？
大事なお嬢様なら甘やかすだけでなく、脳味噌くらい入れておけば後々面倒が無かったのに……

そしてまだ懲りないか、発情ゴリラめ。
まあ、どんな取引でも持ち掛けて見れば良い。
願わくば、それが遠回りな自殺にならない事を祈るのみです。

女王はカレル兄に振られて欲しい！！マリーの身内にいて欲しくない。なんか好きじゃない。孔雀婿と同じくらい役に立たないと思う。孔雀婿は貴族のつてがあるんだっけ？女王にはめんどくさい側近以外何もないよね
海賊退治の元婚約者の皇女と何が違う？
カーフィあの女連れて逃げるのかしら。愛の力はすごいな

ふむ。
カーフィ、追っかけてったのか。
どこが良いのか、まったく判りませんが、まあ、それも人生。
職務はとりあえず先代に代行させるとして、カーフィ罷免してカレル兄を押し込めば良いかな。
複数の爵位と役職を与えるのは良い手ですね。

とりあえず
役不足＝実力に対して役目が簡単すぎる事
この場合、リュサイ女王にとって女王という地位は簡単すぎるとなってしまうので、リュサイ女王は女王を務めるには力不足である。または、女王の地位は荷が重い/荷が勝ちすぎるといった感じですね。
(*´･ω･｀)b

毒竜退治
まあ、寄港先または秘密港の位置と、ドレイク本人の顔を『見せて』やれば何とかなるでしょう。

カレル兄！どうか他力本願女王に絆されてませんように！

夫婦間での意思統一は必要ですからね。
よくよく話し合っておきましょう
(*´･ω･｀)b

うむ。
ミニSL御披露目にはぴったりですね。
なんなら、ハーフサイズのものでも構わない。蒸気機関車の偉容は、参列者の度肝を抜く事でしょう。

余談ですが
ガラスは昔、宝石として扱われていた事もありました。
いわゆる『トンボ玉』です。
地中海を中心として活動するトレジャーハンターさんの『鬼門』にして『天敵』
引き揚げに数十万ドル掛けて、積み荷全体で売却が5,000～10,000ドル程度ですからねぇ……
歴史的価値も資料的価値も、もう殆どありゃしないし。
一山幾らで叩き売ろうにも引き取り先がない。せいぜい日本人観光客向けのお土産屋位かなぁ…
とは言え、かつては『財宝』に分類されていた事もあります。
実際見ると、やはり綺麗ですしね。

貴族本人が酒色に溺れ、怠惰を極めて職務怠慢していても、それは構わない。なんせ、最終的に責を問われる立場なのです。
やった事の責も、やらなきゃいけなかったのにやらなかった事の責も、自分で責任を取るだけ。
それよりは小役人の方が罪は重い。
本来なら主を諌め、支えなければならない立場であるにも関わらず、その務めを果たそうとせず、むしろ主を蔑ろにして、かつ背任背信行為が発覚した時には主の影に隠れて、自分は罪から逃れようと画策している。
実に罪深い。
主が悪い人間だから、自分も悪い事をしてしまったは通用しないのですよ。

決定権が無い人物が『独断で』抜剣を命じたから問題なんですよ。
先にも書きましたが、貴族家が紋章を提示しているにも関わらず『無知』な為に行く手を阻み、取り囲む様に命令する。
関所を任された男爵本人ならば、職責を果たす為には有り得なくは無いが、たかが代理如きが越権行為も甚だしい。
言い訳は色々言っていましたが、これだけの無礼は到底許されるものではない。
ラブリアン辺境伯には、適切な処理をお願いしたいですね。

デブランツってまだ権力持ってたんだね。クズはしぶといな
罹患して命をおとす広告塔的な役割かな？

おやまあ。
デブランツはこの時、既に大司教の任を解かれている。
騙ったね？
イスパーニャの民には気の毒だが、疱瘡の禍に沈んで貰おう。
そして責は刻印を疑い、疱瘡が刻印のせいではないかと讒言を述べた者と、それを信じた愚者にある。
効く筈もない薬などをでっち上げた者にもね。
いっそ疱瘡で御斃り遊ばした方が楽かもねΨ(｀∀´)Ψ

天は万民を救いはしない。
自ら天に唾したのだ。その報いは受けなくてはね。
レッツ破門！

暗殺を依頼したが、撤回したので自分には罪が無い。
子供の屁理屈だねw

国を滅ぼす悪魔の契約書。仕掛けに気が付く時が楽しみですね
ｹｹｹΨ(｀∀´)Ψｹｹｹ

とりあえず別の大陸か、入ってきた物は、何らかの病原が付着している可能性も否定できないし、仮面はシャーマニズム(呪術的)な目的で製造/使用されているのは確かなので、トリップの為の麻薬そのものが付着しているかも。
また、原材料(仮面のベースや染料)に麻薬成分などが含まれる事も十分にあり得ます。
現代でもアフリカ大陸や中南米部族のお土産に幻覚成分が含まれていて、急性中毒を起こす事案はしばしば確認されています。
厄介なのは現地人や、現地で長く過ごした人物は耐性があって、微量では症状が見られなくなっている場合ですね。
ペルー土産のお菓子に幻覚成分を含むトウモロコシが使用されていて、集団幻覚で騒ぎになったのは30年程前ですが、持ち込んだ本人は無症状でした。

モンゴルの馬乳酒
効能としてはラクダの乳酒と大体同じですかね。酒精は弱く、健康に育つ様に乳幼児にも飲ませる。
大人も病避けに飲みますが、酔っぱらう事が出来ないので男性は好まない人が多いそうです。
肌にも良いとされ、化粧水代わりに使われたり、虫刺されに塗ったりと用法様々。
実際、栄養の宝庫でカルシウムも豊富な為、妊婦さんや授乳期の女性が積極的に飲む事もあるそうです。
実は結核他、肺病にも効能があるとされています……馬の脚共の母君は他所から嫁いで来たので、飲んでいなかったのかな？