親愛なるお姉様へ
大好きな姉アリーチェが王妃様付きの侍女として仕える為に、王宮に行ってしまった。
シスコン気味のラリアは、寂しさを紛らわす為にアリーチェに手紙を書く事にした。
次世代聖女とウワサされる位に有り余る聖魔法を駆使して、隣国との国境と魔の森に結界を張り巡らしたり、天才魔導具師である兄とゴーレムを作ったり、竜騎士である父と飛竜に乗って竜の谷へピクニックに行ったり…
ラリアの日常は慌ただしいのだ。
普通の貴族令嬢らしく、刺繍をしたり、お洒落を楽しんだりして欲しいという母の願いはむなしく、日に日に逞しく育っていくラリアだが…
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