巫女ヒメ様は、それを告げない
男の背を踏む夢を見る──
不老不死となった弥生時代の巫女・ミトヤは回想する。全てが始まった、あの男との出会いのことを。
紀元前一世紀、弥生時代。北陸地方の小さなムラ。巫女のミトヤの元に、文化の進んだ奴国から来た生口(奴隷)の大男・コウが現れる。親子程に年齢が違う二人だが、ミトヤはコウを一目で気に入り購入して自分の配下とした。技術を持つコウと共に、ムラを大きくしようと画策する。
だが、西の国々はそれより遥かに早く動き出していた。金属の剣を持つ国々が北陸地方とミトヤを得ようと嵐を起こす中、二人は運命に抗いながら次第に愛を育んで行く──
※フレーバー程度のファンタジー要素がある、本格弥生時代設定のお話です。こんな読者様にオススメ!
◎弥生時代(邪馬台国の卑弥呼がいて、古事記や日本書紀でも描かれている神話の時代)の人々がどんな風に生きていたか興味がある
◎歳の差主従(10代の女の子が主、30代の男が従)のくっつきそうで中々くっつかないモダモダと駆け引きが見たい
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