言えない思いストーカー。

 憧れ、推しを眺めてたどんくさネズミこと、筒井のどか。彼とカノジョらしいマネージャーとの恋を眺め、影から応援するのがのどかの日課。推しとカノジョの間に割り込む気はない。ただ同じ空間で、同じ空気を吸っていられれば、それで幸せ。
 そんなある日、推しの君、志乃くんが流したパスボールが、のどかの頭を直撃して?
 ――今日は、僕の家で養生してください。
 ――心配なんです。
 言われ、請われて彼(とカノジョ)の家に行くのだけど。
 (ちょっと待って! 今のあたし、どういう状況なのっ!?)
 推しの恋を邪魔することは、オタクのご法度。なのに。
 言えない思いを煮詰めすぎた、恋愛方向音痴物語。
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