悪役令嬢なんですが、頼りたい女神がポンコツすぎて泣きそうです
社交界の嫌われ者、侯爵令嬢リーゼロッテ。「氷の令嬢」と陰口を叩かれ、とうとう実家からも持て余されて、辺境の廃神殿の管理人に放りこまれた。神は実在し、奇跡を起こすのが当たり前のこの国で、彼女の狙いはひとつ――「神頼みで、詰んだ人生をまるごとひっくり返してもらう」。
ところが神殿に足を踏み入れた瞬間、ご本尊が空から彼女の頭上に落ちてきた。自称・全知全能の暁の女神セレス。なのにドアも開けられず、空腹で動けず、奇跡のひとつも起こせないポンコツである。頼りたいのに頼りにならない。それどころか、世話を焼くハメになる。
参拝者を集め、神殿を立て直し、ヤラセの奇跡を演出し、監視役の堅物まで巻き込んで――けれど信仰が戻るほど、女神は神に戻り、天へと近づいていく。利用するつもりだった女神を、手放したくなくなっている自分に気づいたとき、リーゼはひとつの選択をする。笑えて、ちょっと泣ける、女神と令嬢の同居譚。
※本作は『小説家になろう』『カクヨム』にも掲載しています。
ところが神殿に足を踏み入れた瞬間、ご本尊が空から彼女の頭上に落ちてきた。自称・全知全能の暁の女神セレス。なのにドアも開けられず、空腹で動けず、奇跡のひとつも起こせないポンコツである。頼りたいのに頼りにならない。それどころか、世話を焼くハメになる。
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