時の栞-忘れじの刻神楽-
あの戦いから、五年――。
平穏を取り戻した世界で、
新たな巫女・ひまりは、まだ未熟な力と向き合いながら日々を過ごしていた。
そんなある日、神社の狛犬が“人の姿”をとって現れる。
穏やかな少年・雪と、冷静な守護者・穹。
彼らは告げる。
――再び、“時間”が壊れ始めている、と。
歪みは一つの時代にとどまらず、
過去へ、そしてさらに別の時代へと広がっていく。
平安、鎌倉、幕末――
さまざまな時代を巡りながら、
ひまりは“守る”という意味を知っていく。
それは、ただ戦うことではない。
ただ正すことでもない。
迷い、揺れ、それでも立ち続けること。
やがて訪れる、すべてが崩れ始める危機。
消えていく記憶、失われる存在。
それでも彼女は――
「忘れない」と、誓う。
これは、
“失われかけた時間”を繋ぎとめる、
新たな神楽の物語。
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――再び、“時間”が壊れ始めている、と。
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過去へ、そしてさらに別の時代へと広がっていく。
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それは、ただ戦うことではない。
ただ正すことでもない。
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それでも彼女は――
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