「お願い!!私に代わって、王太子妃になって!!」――国一番の踊り手と呼ばれた令嬢の秘密
「お願い!! 私に代わって、王太子妃になって!!」
新たな奉公先を探していたメイドのエナメルは、国一番の踊り手と評判の公爵令嬢セリーヌに雇われることになった。
ところが、雇用契約を結んだ直後、セリーヌから突然、王太子妃選定の神前の儀で踊りの身代わりをしてほしいと頼まれてしまう。
実はセリーヌは、少し前から急激に太ってしまい、得意だった踊りができなくなっていたのだ。
神前の儀まで、あと一か月。
大切な王太子に失望されたくないセリーヌの願いを聞き、エナメルは準備を始める。
そして迎えた神前の儀。
国一番と称賛される見事な舞踊が披露されるが、その舞い手には、ある秘密があった。
これは、踊りを失った令嬢と、彼女を支えるメイドの、少し不思議で幸せな物語。
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