かむなび

働くことに疲れ、無気力に過ごしていたある日。
主人公は近所の神社境内にあった摂社の宗像神社で、不思議な三人の女性と出会う。

突然始まった酒宴、差し出された杯、そして紹介されたひとりの少女。
彼女はなぜか彼の暮らしに入り込み、やがて二人は福岡から宮崎へと旅に出る。

宗像の地に降り立ち、そして日向へ。
それは、穢れを祓い、魂を清める旅だった。

宗像三女神の影が静かに寄り添う中、旅の果てで、主人公が選んだのは・・・「終わり」。

神々とともに生きるということ。
神々のもとで、終焉を迎えるということ。

現代と神話が交錯する、静かな魂の幻想譚。
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