もつ者は主人公になる
神月真斗(かみづき まなと)は主人公になるための才能をすべて兼ね備えていた。顔つきは俳優も負けなし、性格は高校生の中では誰よりもよく、先を予測できる才能、そのすべてを兼ね備えた真斗はテンプレでもあり、主人公が自分自身のラブコメを作ろうとしていた。
そんな真斗がヒロインとして選んだのが、現実には滅多にいないであろう孤高の存在、そして容姿端麗で文武両道の女子生徒――神楽坂美夜(かぐらざか みや)だった。
真斗選びだした重要キャラの行動を読み、自分が思う完璧なラブコメを作り、重要キャラ全員をハッピーエンドに導く、傲慢かつ現実味がないお話だ。
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