その魔導士は『戦域支配魔砲使い』と恐れられた。

『モンスター』に襲われたユグドラシル王国は国危機に瀕していた。
『モンスター』の物量作戦には、これまで人類が生み出してきた兵器では戦線を支えきれず、敢えなく敗退した。

 土地は放棄され、様々な国が戦禍に消えていった。今では陸地の大半は『モンスター』の支配下である。
 人類に残された時間は少なく、絶滅も覚悟したとき、ひとつの新兵器が開発された。
 剣と銃と盾と異能発生装置が合体した3メートルほどの鉄塊。

 それこそが魔力伝導杖。 
 通称:魔導杖
 それを装備した者だけがレアスキルと呼ばれる異能を手に入れ、『モンスター』に効果的な打撃を与えることができた。

 人類は『魔導杖』を操る術を手にした者たちをかき集め、部隊を設立した。

『マネッティア』もその一人。
彼女もまた『モンスター』との戦いに身を投じていく。
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