蒼月のエクリプス【プロローグ】新人伝書鳩ハシュ、二日以内に“クレイドル”を探せ⁉
二日以内に“クレイドル”を連れてこい。
それがトラブル体質の新人文官ハシュに下された、最悪の任務だった。
_______
剣を手にする武官騎士に憧れるも、文官騎士団で伝達係の伝書鳩に配属された、新人文官ハシュ(17)。
今日も書類を求めて皇都中を馬で駆け回るハシュに、唯我独尊で有名は“四月騎士団団長ロワ”から無茶ぶりが下る。
「二日やる。クレイドルを連れてこい」
・クレイドルって、誰ッ?
・顔も知らないのに、手がかりは名前だけッ?
明るく元気でトラブル体質のハシュは、周囲の騎士や親友バティア(※ハシュに片想い中)の助力を受けながら、ドタバタの捜索劇に奔走する。
笑って走って泣いて、気がついたら、“国の運命のはじまり”へと踏み込んでいた――。
それがトラブル体質の新人文官ハシュに下された、最悪の任務だった。
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