あなたにおすすめの小説

勘違いの恋〜数年ぶりに会ったら、ずっと溺愛されてました〜 表紙

勘違いの恋〜数年ぶりに会ったら、ずっと溺愛されてました〜

漆原 凜
数年ぶりに初恋の人に会った。学生時代以来の彼はずっと私を想っていてくれたらしく思いは通じる。実は出会ってからずっと溺愛されてました。
恋愛 完結 ショートショート
文字数:2,307
財閥御曹司の愛人に離婚を迫られましたが、私は彼の継母です 表紙

財閥御曹司の愛人に離婚を迫られましたが、私は彼の継母です

熾星
 午前三時。港区の上流圏に、とんでもないゴシップが流れた。  見出しはやけに刺さるものだった――《神崎家の跡取り、六本木の会員制ラウンジでインフルエンサーの誕生日を祝う。正妻は深夜に避妊具を届けたか》。  私は画像を開き、そのまま靴を履いた。こんな大ネタを目の前にぶら下げられて、見に行かない理由がない。午前三時の東京に失礼というものだ。  写真の女は、たしかに目を引いた。オートクチュールのドレスをまとい、フロアの中央で水蛇みたいに身をくねらせている。周りでは二世の坊ちゃんたちがグラスを掲げ、面白がってはやし立てていた。  私はバーカウンターでロングアイランド・アイスティーを頼み、静かに見物するつもりで腰を下ろした。ところが彼女は赤ワインのグラスを手に、まっすぐこちらへ歩いてきた。 「あなたが佳奈さん? 藤堂家が地方から見つけ出した、本当の娘さんなんですってね。蓮司さんに頼まれて、あれを届けに来たんでしょう? 品物は? どうしてここでお酒なんか飲んでいるの?」  私は一瞬、反応が遅れた。人違いだと手を振ろうとした瞬間、彼女はいきなり私の手首をつかみ、そのまま自分から床へ崩れ落ちた。  がつん、と乾いた音がした。彼女の腕につけられていたパテックフィリップの文字盤がテーブルの角にぶつかり、見事にひび割れる。  顔を上げた彼女の目には、もう涙が浮かんでいた。ラウンジの照明より早い演技だった。 「佳奈さん……私のことが気に入らないのはわかっています。でも、どうして時計まで壊すんですか。蓮司さんが誕生日のために、わざわざスイスから取り寄せてくれたものなのに。どうしても私が邪魔なら、私が身を引きます」  あまりの展開に、私は言葉を失った。手元のグラスから酒がこぼれ、床に広がる。  深夜に避妊具を届けに来た、哀れな正妻?  冗談じゃない。  私は昨日、日本有数の財閥会長、神崎清隆と入籍したばかりだ。立場でいえば、神崎蓮司の継母である。
恋愛 完結 短編
文字数:13,490
家族だと思っていたけど違いました 表紙

家族だと思っていたけど違いました

はなまる
レイナが13歳の時新しい母がやって来た。父と血のつながった妹のローザを連れて。父はローザばかりを優先し私は孤立していった。それでも、まだどこかで家族だと信じていた。
恋愛 完結 ショートショート
文字数:14,126
聖女を引退したので、港町でパン屋を始めました。なぜか海竜様に気に入られています 表紙

聖女を引退したので、港町でパン屋を始めました。なぜか海竜様に気に入られています

ゆぷしろん
 十五年ものあいだ国のために祈り続けた聖女エルシアは、新しい聖女の誕生により、ついに「引退」を告げられる。周囲が同情するなか、彼女の胸に広がったのは悲しみではなく、自由だった。  退職金代わりにもらったのは、港町の小さな家と古い石窯。もう誰かに命じられて祈らなくていい。これからは、自分のためにパンを焼いて生きていく――そう決めたはずなのに、エルシアのパンには不思議な力が宿り、漁師たちの船を守る噂が立ちはじめる。さらには古の海竜ラグナまで常連客になってしまい……? 粉だらけの手で祈る、元聖女のやさしい港町スローライフ。
ファンタジー 完結 ショートショート
文字数:11,229
婚約破棄された悪役令嬢の、新たな婚約者 表紙

婚約破棄された悪役令嬢の、新たな婚約者

群雲
悪役令嬢扱いされ婚約破棄された令嬢だったが、新たな婚約者ができた。
恋愛 完結 ショートショート
文字数:11,222
私は不要とされた~一番近くにいたのは、誰だったのか~ 表紙

私は不要とされた~一番近くにいたのは、誰だったのか~

ゆめ@マンドラゴラ
彼の幼馴染は、いつも当然のように隣にいた。 「私が一番、彼のことを分かっている」 そう言い切る彼女の隣で、婚約者は何も言わない。 その沈黙が、すべての答えのように思えた。 だから私は、身を引いた。 ――はずだった。 一番近くにいたのは、本当に彼女だったのか。 「不要とされた」シリーズ第三弾。
恋愛 完結 短編
文字数:3,990
期限付きの聖女 表紙

期限付きの聖女

蝋梅
今日は、双子の妹六花の手術の為、私は病院の服に着替えていた。妹は長く病気で辛い思いをしてきた。周囲が姉の協力をえれば可能性があると言ってもなかなか縦にふらない、人を傷つけてまでとそんな優しい妹。そんな妹の容態は悪化していき、もう今を逃せば間に合わないという段階でやっと、手術を受ける気になってくれた。 本人も承知の上でのリスクの高い手術。私は、病院の服に着替えて荷物を持ちカーテンを開けた。その時、声がした。 『全て かける 片割れ 助かる』 それが本当なら、あげる。 私は、姿なきその声にすがった。
恋愛 完結 長編 R15
文字数:89,531
離縁状を置いて、なぜか国ごと極上溺愛されております 表紙

離縁状を置いて、なぜか国ごと極上溺愛されております

青憶きさき@新人作家
​ファルザード公爵家の名ばかりの妻・オルフェリアは、冷酷な夫ガルディオスから「愛せない」と冷遇され、彼の愛人メルティアラからも見下される日々を送っていた。しかし、公爵家の膨大な領地経営や人脈作りを陰で支えていたのは、他ならぬオルフェリアの天才的な家政の才と、美しい刺繍の技術だった。 ある日、ガルディオスから「役に立たないお前とは離縁だ」と待ち望んだ離縁状を突きつけられたオルフェリアは、悲しむどころか満面の笑みでそれを快諾し、屋敷を飛び出す。
恋愛 完結 短編 R15
文字数:47,075